坂東三津五郎死去で、私の中の彼のイメージはNHKでやっとった時代劇ドラマ、風の隼人の百瀬月丸。
この風の隼人っていう番組は、水曜日の8時ぐらいからやっとったんよね。
幕末の薩摩藩の島津家のお家騒動の話。
お由良の方が斉彬の子を呪殺する。
オカルト的なもんが好きじゃったけえ、おっかなびっくり感と、歴史の勉強の一環で見始めました。
主人公の一家が斉彬の子の呪殺の責任をとらされて藩を追放になり、呪いをかけたお由良一味を狙うとかいう話じゃなかったかのう。
それで立ちふさがるのが百瀬月丸。
性格はクールな、それで凄腕の剣の使い手。
いつも行く手に現れる難敵。
あの頃は大河ドラマでは草燃える、獅子の時代がやっとった。
風の隼人と獅子の時代は、同じ幕末いうことで、より立体的に見れた感じ。
今よりも歴史を見つめる目は熱かった。
役どころ1人1人の気持ちを真剣に考えとった。
あの当時の百瀬月丸と今の坂東三津五郎、だいぶ変わったのう。
歌舞伎界もだいぶ人が死んだ。
まだまだ死ぬと思う。
福島原発事故の放射能、これから病気炸裂の本番です。