六崎太朗の0ヘルツ波動

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原発解体ごみ廃炉5基で2万立方メートル超。処分場未定。

関西電力美浜原発1、2号機(福井県)など廃炉になる老朽原発5基を解体した場合、埋設処分が必要な低レベル放射性廃棄物が2万立方メートル以上発生すると推計されていることが、経済産業省資源エネルギー庁への取材で昨日、分かった。

通常のドラム缶に換算すると10万本以上に相当するが、処分場は決まっていない。

処分場が決まらなければ、原発の敷地内で仮保管せざるを得なくなり、原子炉などの解体が終わっても廃棄物は残ることになる。

関電は美浜1、2号機、日本原子力発電敦賀原発1号機(福井県)の廃炉を昨日正式決定。

中国電力は島根原発1号機(松江市)、九州電力玄海原発1号機(佐賀県)の廃炉を今日決める。

電力各社は廃炉費用を電気料金に上乗せするため、埋設処分が必要な低レベル廃棄物の発生量を見積もり、エネルギー庁に提出している。

原発の運転では他に、使用済み核燃料から高レベル廃棄物が発生するが、最終処分場の選定は難航している。

エネルギー庁によると、5基を解体する際に出る低レベル廃棄物は、各社の2013年度末時点の見積もりで計2万1788立方メートルに上る。

このうち、臨界を停止させる制御棒など放射性物質濃度が高く危険な「L1」は、地下50メートル以下に埋設することになっており、5基から出る量は計533立方メートル。

次いでフィルターや廃液などL1より濃度が低い「L2」は計5105立方メートル、さらに濃度が低いコンクリートなどの「L3」は計1万6150立方メートルとなっている。

ただ、廃炉が決まった5基はいずれも出力が小さく、廃棄物の量も出力の大きな原発に比べれば少ない傾向にある。

途方もないゴミを残す原発、やはりやるべきじゃないのう。