ロシアに編入されたクリミアの当局は21日、ロシアとの交通の利便性向上と黒海に面する風光明媚な同地の観光業の促進を目的として、航空会社を設立する計画だと明らかにした。
クリミア当局のホームページに掲載された声明によると、当初は14か所の空港をクリミアと結ぶ計画で、航空機6機と操縦士40人が必要だという。
将来的には就航先の空港を36か所にまで増やす考えだという。
新航空会社はロシアの統一航空機製造会社が生産する新型旅客機、スーパージェット100を使う予定だ。
同機は欧米のメーカーから調達した部品を多数採用している。
クリミアはロシア本土から隔絶されており、交通の便は航空機かフェリーに限られている。
黒海とアゾフ海に挟まれたケルチ海峡では、双方をつなぐ橋の建設計画が進められている。
ロシアのクリミアの支配体制が進行しとるのう。