米地質調査所によると、ネパール中部で昨日午前11時56分(日本時間午後3時11分)ごろ、マグニチュード7・8の強い地震が発生した。
AFP通信によれば、警察当局者はこれまでに死者が876人に達したと述べた。
ネパール政府は非常事態宣言を出し、各国に支援を要請した。
世界最高峰エベレストでは雪崩が発生。
近隣国のインドや中国も含め、倒壊した建物の下敷きになるなどして多数の負傷者が出ている。
震源地は首都カトマンズの北西約80キロ、震源の深さは約15キロ。
地元メディアによれば、揺れは30秒から2分間続いた。
日本の外務省によると、ネパールの在留邦人は約1100人。
在ネパール日本大使館には日本人の被害に関する情報は入っておらず、安否の確認を急いでいる。
カトマンズでは、観光名所となっている19世紀に建てられた白い円柱形の塔、ダラハラ(高さ約62メートルが倒壊し、10人前後の遺体が運び出された。
少なくとも50人ががれきの下に閉じ込められたもよう。
幹線道路が破壊されたほか、国際空港も被害を受け、救助活動への影響が懸念されている。
AFP通信などによると、エベレストの雪崩では少なくとも10人が死亡した。
犠牲者はさらに増える恐れがある。
なるほどねぇ、あそこもプレート境界線よねぇ。
日本もまた地震に見舞われる可能性があるんじゃろうけど、その時の被害が心配じゃのう。