インド全土を襲っている熱波による死者は、昨日までに800人以上に達した。
首都ニューデリーでは道路が溶け出す事態も起きている。
インド各地では最高気温が50度に迫る酷暑が続いており、暑さが和らぐ兆しはない。
病院は心臓発作の患者の発生に警戒し、当局は人々に屋内にとどまるよう呼び掛けている。
最も厳しい熱波に見舞われている南部のアンドラプラデシュ州では、先週550人が死亡。
週明け25日の気温も47度まで上昇した。また同州の南のテランガナ州の先週の死者は231人となっており、週末も気温は48度に達した。
一方、西部のオリッサ州では11人、東部の西ベンガル州では13人が、熱波による死者として確認されている。
印日刊紙ヒンドゥスタン・タイムズによれば、25日にはニューデリーでも過去2年で最高の45・5度に達し、例年この時期の平均気温よりも5度高くなった。
同紙が1面に掲載した写真では、ニューデリー市内の主要道路が熱によって溶け、横断歩道の塗装がアスファルトに混ざっている様子が写されている。
地球温暖化の影響なんじゃろうけど、これまで捨ててきた原発の膨大な廃熱の影響なんじゃろうね。
しかし50度に近い温度はさすがにきついわのう。
体温を超えるときついんじゃけど、さらにきつい。
今後は日本も更なる酷暑対策が必要になるじゃろう。