六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

サツマイモ栽培に見る、地上部分と地下部分のバランスのとり方。

昨日は植物体の全体量の話をしました。

その続きで、サツマイモの地上部分と地下部分のバランスについて、栽培のやり方もからめて話をします。

まず、サツマイモのイモの部分は、根っこが肥大化したもんなんよ。

つまり地下部分。

こいつを水没せんように水につけると、発芽して茎が伸びてきよる。

この茎は地上部分。

土に植えず、水につけるのは、吸収がよくて早く伸びるためなんよ。

ある程度伸びては茎を切り離し、苗にする。

イモは切り離された地上部分を補完するために、新たに茎を伸ばす。

切り離された苗は地下部分がなくなり、水に挿すと地下部分を補完するために新たに根っこを生やす。

サツマイモの特性として、茎のどこからでも根っこを生やせるいう化け物みたいなところがあって、そのためにこういう苗とりができるんよ。

茎と芽があれば根っこを生やして再生できるんよ。

すばらしい。

ただ、根っこも1時間ぐらいで生えるか言うたら生えない。

そこまで化け物じゃない。

いずれにせよ、サツマイモの苗とりは、地上部分と地下部分のバランスのもとに成り立っとるんよ。

ただし、水に挿したイモや苗は、当然のことながらミネラルや栄養分が薄められとる。

それを回復させるには土に植えるしかない。

サツマイモの茎も、水に挿したままにすると、ミネラルが尽きて枯れる。

薄まりきる前に対処すべきなんよ。

水栽培のサツマイモから出た茎よりは、土に定植えして定着したもんの方がミネラルが豊富。

つまり体力があるんよ。

イモの命も、夏は地下部分のイモから地上部分の茎に移行していき、古くなったイモは枯れる。

そして秋にかけて、今度は地上部分の茎から地下部分の新しいイモに移行するんよ。

冬の間、茎が保存できれば再利用できるんじゃけど、去年は短期的には成功したものの、一冬はもてんかった。

今年はなんとかもたせたい。

やり方を改良せにゃいけんね。

このバランス感覚を見ながら、つるぼけにならんようにするのが、生産者としての腕なんよ。

ともあれ今は苗を増やすべき時。

明日も雨がやむ時、サツマイモのリサイクル苗取りができればええね。