今日は植物のタイプ別と、植物のミネラル吸収のタイプ別の相関関係について話をしたいと思います。
植物のタイプは、草と木とイネ科でした。
しかし、ミネラル吸収のタイプは野菜、果物、木の実、穀物になる。
ザックリやると、木はそのまま木の実。
果物もある。
例外がサツマイモのマロンゴールドが木の実ってとこ。
草には野菜、果物、穀物があり、これもそうじゃのう。
イネ科はそのまま穀物。
う~む、なるほどね。
そしたら、雑草の灰はどうなるんかを考えてみようか。
セイタカアワダチソウやヒメムカシヨモギ、ヨモギ、ブタクサなんかは野菜じゃのう。
アメリカセンダングサやコセンダングサ、ヤブガラシなんかは果物になる。
葛なんかは穀物。
ススキなどのイネ科の雑草は、イネ科の穀物になる。
灰として使う場合、オールマイティに使えるのが野菜タイプ。
そこに目的に応じて他のを少しづつ加えるとええみたいなんよ。
大量にあるのは、野菜セイタカアワダチソウ。
これに果物センダングサをちょっとブレンドするのがええバランス。
窒素固定をする植物の力を借りながら灰をまけば、効率よく肥えた土づくりができる。
毎年土は変わる。
何を植えたかによって変わる。
ミネラル要因で厭地の強い作物は、過剰になった特定ミネラルを、他の植物に吸わせて逃がす必要がある。
ミネラルの足し算と引き算を考える必要があるんよね。
たけした君も数年かけて、イチゴのミネラルの足し算は完成させた。
しかし、最近その方程式が通用しなくなった。
今度は引き算を考える必要がある。
厭地が少なく、窒素固定もやってくれるサツマイモは土壌改良の切り札と言えるじゃろう。