六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

115系転換クロスシート改造車。

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今回も115系です。

私にとって普通列車は移動手段であると同時に、書斎でもあります。

普通列車は乗車時間も長く、青春18きっぷを使うことで安く長距離を移動できます。

115系でもJR西日本でリニューアルされた転換クロスシート改造車は、こんな感じなんよ。

この115系は国鉄の標準的な中距離電車であり、かなり量産されました。

もともと115系はガンダムで言うと量産型ザクといったところ、しかしこういう改造車はハイザックといったところでしょうか。

製造開始されたのは40年以上前。

しかし、比較的新しく造られた状態のええもんは転換クロスシート改造され、見違えるような車内と座り心地になった。

115系は量産型じゃったけえ、改造するにしても改造方法が決まれば大量に改造できたんよね。

座席はご覧のような感じ。

ロングシートを除いて、223系の2000番台以降のものと同じです。

ドアに近い部分と、車両はじっこのボックスシート部分は垂直に近い。

座るのであればバッタンと倒して方向を変えられる部分、しかも4人がけにならないとこがええね。

4人がけのとこは前に人が座ると足を伸ばせません。

あと改造車の弊害として、窓と座席が合わない場所があります。

学生時代の終わり頃登場し、最初見た時、一瞬グリーン車かって思いました。

あ、あれいいな、あれに乗りたいな、そう思ったのは、山陽本線でスレ違ったこのカフェオレ色です。

当時は、115系ボックスシート全盛期でした。

その中で、登場したばかりの転換クロスシート改造車は、輝いて見えました。

今は車内で執筆か外国語の勉強しとるんじゃけど、この座席になって長時間乗ってもそうそう疲れない。

現時点では115系自体はだいぶ廃車されたんじゃけど、廃車が優先されるのはボロの非リニューアル車。

山陽本線でも姫路以西ではまだまだ走るでしょう。

塗装もいろいろなバリエーションができ、原色の湘南色も少なくなりました。

今、私がこれに乗るとすると、姫路以西の山陽本線が多いでしょうか。

国鉄の標準的な量産型車両の座席はあんまり使い勝手はよくなかったんじゃけど、転換クロスシートで座席が斜めになるだけで相当違う。

ボックスシートはシートピッチも狭く、窮屈なんじゃけど、転換クロスシートはゆったり広いです。

これで長距離長時間は、ガッツリ仕事ができます。

疲れてもそのまま寝れる。

寝やすい。

ロングシート部分はオススメできない。

グレートアップしたのは座席だけで、音や振動はそのまま。

そこらへんは許してよ。

発車する時にグワンてなるのと、ムワ~ンていうモーター音はさすがに旧式。

ただ、運用区間は狭まりつつあり、227系の登場によって広島では少なくなった。

広島に227系が入った理由は、瀬野と八本松の間の難所、通称セノハチ越えがある。

ここの急勾配を下る時、115系では運動エネルギーを熱エネルギーとして捨てるしかなく、エンジンを焼きながらとなる。

そういうことで山陽本線では、岩国以西と相生から糸崎までが一番多いかな。

姫路から相生まではアーバンネットワークの223系や225系がだいぶ主流になり、朝晩の運用以外あんまりなくなった。

この中途半端な運用のおかげで、相生駅で慌てて乗り換える、通称相生ダッシュを経験した人も多かろう。

乗り換え時間も短かったりする。

あと下りは車両数も極端に減るため、席をとり損ねると岡山まで立ちっぱになる。

アーバンネットは上郡まであるにはあるんじゃけど、その223系225系運用は少ないし、何より姫路岡山間を徹して走るのは朝晩の115系運転しかない。

車齢が新しいもんはまだまだ使われ続けるでしょう。


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