内閣官房長官や自民党総務会長などを務め、「塩爺(しおじい)」の愛称でも親しまれた塩川正十郎元財務相が昨日午前10時15分、肺炎のため大阪市内の病院で死去した。
93歳だった。
大阪府東大阪市出身。
葬儀は24日正午から大阪府吹田市桃山台5の3の10の公益社千里会館。
喪主は長男耕士氏。
慶大経済卒。
大阪府布施市(現・東大阪市)の助役を経て1967年に自民党から衆院旧大阪4区に出馬し初当選。
当選11回。
運輸相、文部相、官房長官、党税調会長、党総務会長などを歴任した。
2001年発足の小泉内閣に財務相として入閣。
ひょうひょうとした語り口で人気を博し、小泉純一郎首相の後見役として存在感を発揮した。
特別会計の無駄遣いに業を煮やし、国会で「母屋(一般会計)でかゆをすすっているのに、離れ(特別会計)ですき焼きを食べている」と答弁した際は、野党からも喝采を浴びた。
安倍晋三首相の父である安倍晋太郎元外相(故人)に近く、首相候補だった同氏を森喜朗元首相らとともに支え、「安倍派四天王」と呼ばれた。
03年11月の衆院選に出馬せず、政界を引退。
その後は東洋大総長を務める一方、テレビ番組などにも出演し、政界のご意見番として活躍した。
大阪におったとすれば、原発事故の被曝とは関係なさそうじゃ。
引き続き著名人の死因はチェックしとこう。