最低気温が氷点下になると、サツマイモの地上部分はダメになる。
それが例年では12月初めになる。
しかし、しばらくは最低気温5℃で推移するみたいじゃけえ、まだ大丈夫じゃのう。
とりあえず、試験的にカイアポだけ収穫しました。
これは苗を1本買うてきたやつじゃけえ、少なかった。
地上部分はそれなりに育った。
新芽を食べてみた。
これはイモの部分よりも栄養価が高い。
これは地面の栄養分、ミネラルを吸い上げまくり倒しよるけえ、しばらくは作付け不能になる。
今年植えた場所にセイタカアワダチソウの灰を入れてミネラルを補給し、連作してまたとれれば実験成功。
セイタカアワダチソウの灰でカイアポを量産できたら、ええ商売になる可能性がある。
ぽんたに写メしたら、早速レスがあり、セイタカアワダチソウの灰のこと言うてきた。
さすが、視点が鋭い。
私と同じ意見を言うた。
なるほど、彼も農業の勘はあるね。
カイアポはサツマイモ版の朝鮮人参。
作付け方法は通常のサツマイモと同じ。
じゃけえ、手間はかからん。
しかし、土地ミネラル消耗による連作障害が強烈。
それがセイタカアワダチソウの灰の投入だけで回避できれば、そら大したもんです。
セイタカカイアポとして売り出したらええわのう。
カイアポの持つ豊富な栄養分とミネラルは、体の機能を改善させます。
他のサツマイモと違うてあんまり甘くはないんじゃけど、言わば薬としてのサツマイモです。
甘さはほんのりです。
ともあれ、これは作付けノウハウがイメージ通りであれば、でかいです。
プランターでの栽培とかでもできるじゃろうし、土地があれば大々的に大量生産できる。
福知山のMさんも、サツマイモ鳴門金時での作付けでは、セイタカアワダチソウの灰の威力は十分実感できた。
これをカイアポでやるいうことは、それだけたくさんの灰をやりゃええんよ。
Mさんも考えながら栽培したのう。
カイアポは今年1本からリサイクル苗を増やしたんじゃけど、さすがにイモがそれなりの大きさになったのはこんだけ。
細かいのだけ食べてでかいのは冬越しです。
つるも室内で冬越しです。
サツマイモは低温だけがネックです。
この冬越しの問題がクリアになれば化け物のような作物です。
どんだけ分断されても芽さえあれば、根っこを生やして1本の植物として再生する。
茎がそのまま苗になる。
収穫量が計算できんことがネックかな。
とりあえず来年どうなるかで、その後のカイアポの価値が変わるのう。
アマゾンのキンドルから拙著、『腸内細菌と波動』『炭と灰と波動が拓く新農業』が電子書籍で出ております。
是非ご一読下さい。