今年はサツマイモ以外に、直蒔きから苗作りに方向転換するもんをいくつかやります。
直蒔きで、芽吹きをカタツムリやナメクジに食われまくり倒されては、何のための種蒔きかわけわからん。
被害がひどいのはメロン、オクラ、アスパラガスあたり。
こいつら、せっかく芽吹いても、芽吹きと同時に食われては種のムダなんよ。
害虫からすると、オクラが特に美味いらしい。
くそ~っ!!!
どんな植物も新芽はやわらかくて美味しい。
発芽したては栄養分豊富。
そこを狙われる。
ある程度でかくなれば、見向きもされんようになる。
種のロスを防ぎ、計画的な収穫を得るためには、やはり手間でも苗作りをせにゃならまあ。
昨年はメロンはなんとかなったんじゃけど、オクラははかばがしくなく、アスパラは全滅した。
アスパラは数年単位でとれまくりよるけえ、今年は根づかせたい。
明日は雨じゃけえ、苗床に種蒔きでもしようかな。
食われんぐらいでかくなったら、直植えにしましょう。
昨年やってダメなことは、くり返しちゃいけん。
最初は、どうしても手探りじゃけえ失敗もある。
しかし失敗したことは、やるべきことじゃないいう天の意思表示じゃ。
経験はええ教師。
しかし、経験に学べないもんは愚か者じゃ。
あとは、そろそろ福知山の前やんにも指令を出さにゃいけん時期かのう。
私のとこより寒冷地とはいえ、だいぶ気温も上がりよったじゃろう。
あちらの最低気温の推移がどうかよね。
まあそれによりけりじゃ。
彼のとこは農地が少ないけえ、密集混ぜ植えの灰の頻繁な散布がカギじゃのう。
水に薄く灰を溶かして混ぜたもんを頻繁に撒くこっちゃ。
混ぜ植えにすることで、ミネラルの偏りがなくなる。
わりと日陰にしたいサツマイモを一番下にして、網干メロンに優先的に太陽光を当てるんよ。
サツマイモと緑豆が、灰のアルカリを中和しながら窒素固定で土を肥やす。
メロンは灰だけやると枯れる。
メロンだけ植えても厭地になる。
ともあれ、私の去年の失敗から得られた教訓で、今年は新しいことをやります。
晴れたら晴れの日の仕事、雨なら雨の日の仕事ができるようにしてこそ、農業の効率化になるんよね