昨日も海辺のサツマイモ畑を耕しました。
セイタカアワダチソウやヨモギが1メートルぐらいになり、今からの開墾でも土地を乾燥させずに畑を広げられそうです。
種イモは大体植え終わり、昨日から耕して畑にした場所は、既に育ったもんから株分けして作付けできそうなんよ。
先日はカイアポを株分けしました。
アリに噛まれながら大変でしたが、しっかりと根っこが張っとったけえ、切り取ってそれを新規のとこへ植えました。
あれだけ根っこがあれば大丈夫。
おあつらえ向きに明日からはまた雨。
次の休みまでには十分育つ。
サツマイモの根っこには水栽培バージョンと土バージョンがある。
茎だけの場合は、まず水に刺して水栽培バージョンの根っこを生やしてから土地に植えます。
根っこが土バージョンに変わるまでちょっとかかりますが、やがて切り替わって根づきます。
しかし、直接土地に植えたサツマイモからは、土バージョンの根っこが生えとるけえ、根づくまでのタイムラグが水栽培バージョンよりも短い。
毎回思うんじゃけど、セイタカアワダチソウの育ち方がすごいのう。
海水から土地に、常時ミネラルが供給されとるんじゃろうね。
植物が必要なミネラルを吸い、その薄まった分を海水が供給。
雨が降ると塩分が流される。
こういうくり返しなんじゃないんかのう?
わざわざ海水を撒かんでもええんかもしれん。
海水散布の場所と石粉を撒いた場所でどうなのかにもよるんじゃけど、来年は成績のええ方を拡大します。
来月にはもう放置することになるサツマイモ畑。
約半年寝かせて、秋に再会する時が楽しみです。
放置する前には地上部分はほとんどかっさらい、はげ山にします。
深く張った根っこで十分再生します。
夏のサツマイモは、成長速度はほぼ雑草並み。
リサイクル苗も、水栽培バージョンのもんに比べてパワフルじゃろうね。
冬枯れの時期からドラマチックに変わる海辺の砂地。
そこを開拓するのは面白い。
セイタカアワダチソウは持ち帰って燃やし、ヨモギや葦は耕作不適の場所に埋め戻します。
結果的にセイタカアワダチソウ原野だけが、サツマイモ畑に反転するのです。
変化と言えば、今年初の蚊も出てきました