農協に依頼した耕作放棄地の紹介、全く音沙汰がない。
さすがお役所仕事、ふざけとるね。
アテにして待っとったら、それこそ何もできんね。
いずれ持ち家して落ち着いたら、近隣の人にネットで呼びかけようかのう。
田畑を耕作放棄地にする理由はいろいろあるんじゃろうけど、1ヘクタール1万円で草刈りを年に2回ぐらいやとっとるとこが多い。
固定資産税払うて、草刈り代金払うて、結局何も産み出さん。
そこで、ネットか何かで再び農地として使えるようにすることを、呼びかけるんよ。
農業やりたいものの、一度荒れてしもうたとこを使えるようにするのは大変じゃ。
そこで再生してくれる人がおったら、復活する人もおるじゃろう。
冬に開墾して、夏に作付けして、そのうちできたもんを半分渡す。
そういう条件を考えとる。
それ以降、土地の持ち主が耕作してもええし、貸してくれてもええ。
貸してくれる場合も、できたもんを半分渡すいうことにするんよ。
年貢作物はサツマイモあたりがオーソドックスかな。
荒れ地の開墾は機械でやるにも難しく、人の手で丁寧にやるべきなんよ。
雑草の中には、地下茎がすごいのもあり、機械で耕しても地下茎を分断するだけで、それらが残っとると容易に再生してしまいよる。
1年ぐらいかけて、もぐら叩きせにゃ根絶できんのよ。
とりあえず今は、海辺のセイタカアワダチソウの荒野を畑に転用することをやっとるんじゃけど、それにメドがついたらじゃのう。
基本ベースになる食糧の自給率も、当然上がる。
農家との連携も強くなるんじゃないんかねぇ。
まあ、小作人みたいな感じになるんかのう?
私に任せりゃ、肥沃で豊かな農地に変わるじゃろう。
灰をまいてのサツマイモが基本なんじゃけど、粘土質なら豆でもええわ。
羊やヤギを使うた方法もあるんじゃけど、そこまではできん。
とりあえずは海辺のサツマイモ畑を豊かにして、感覚を養うとく必要があるのう。
そういうことで知り合う農家を仲間にしてさらに広げれば、1つのうねりを作ることもできよう。
私の畑を見学したいいう声が高まりよるんじゃけど、見た人はおそらく後進を指導できるじゃろう。
とりあえず今のところ、前やんが中核になるかな。