前やんや、福山のKさん、オルゴンMなどの仲間内で取り組む農業なんじゃけど、当たり前のように無農薬です。
手間がかからんもんを選びながらやっておりますが、そういうのと比べても雑草は強いって思います。
植えつけてからは雑草並みに伸びるもんもあるんじゃけど、雑草はケア要らず。
そういう意味で、うちらは全ての作物を手がける気はないんよ。
かつての経験からすると、例えば桃なんかは消毒や最低限の農薬は必要になっており、私が植えた桃は3年で枯れました。
生き物としては衰弱した形態と言える。
セシウムカルトになったn崎のバカは、その桃が大好きで特に福島産にこだわりドカ食いしております。
桃に近いもんでも梅なんかは、そんなにひ弱じゃありません。
生命力が弱ったもんを、農薬なんかでもたせて食べ続けること自体どうなんかって思う。
手間がかからんもんは、まだまだ生命力旺盛であり、そこに波動パワーを加えて食べとる方が、どれだけ健全かわからん。
例えば現在の科学技術が失われたとして、栽培不可能になるもんは多いじゃろう。
そういうもんを、消費者ニーズに合わせて手間ひまかけて育てるいうのは大変じゃろうし、無理がある。
ただ、そういうもんほど高く売れる。
うちらの農業は、多少虫に食われても、食われた分よりでかく育てれば何の問題もない。
食の問題は、意識の高い人が集まらんとどうもならん。
手間のかかる高い作物は、見直す必要があるかもね。
安くてバカにされる作物でも、人間の健康に役立つなら、それは立派じゃと思う。
1個何万もするメロンと、網干メロン4つぐらいが同じような栄養素で味も近いなら、網干メロンで十分じゃ。
豆やイモもバカにされとるんじゃけど、食糧がなくなった時にバカにできるんか?
いや、できんよ。
無農薬で粗食を作り、そこに満足して健康に生きられるなら、ありがたいことじゃと思う。
食べもん粗末にするやつはバチ当たるって言うんじゃけど、ほんまその通りじゃと思うわ。
農業始めた時、相当な無力感を味わった。
作り出す大変さは、やったもんにしかわからんのじゃ。
何でもええけえ、たくさん生産できたら、それはそれで自信にもなるし、何かあった時の安心感につながるんよ。