私と同じコンセプトで農業を始めた前やん、ブログリンクから見てもらうとわかりますが、写真つきでようできております。
彼にも最近、畝を高くするように言いました。
畝を作る狙いは、イモの成長を促進させるためです。
イモは土が固いと太れないのと、畝になっておれば成長に際して土を横に押しやることができます。
しかし、表面積が増えることで、水分の蒸発も進みます。
そこで、畝自体をでかくするいうことをやりました。
通常の畝3つ分の幅を1つにまとめ、そこに同じように3列ぐらい植えるんよ。
それにより保水力が上がり、さらに違うサツマイモ品種間によるミネラル分配がスムーズになった。
先月の海辺のサツマイモ畑の地上部分刈り取りでも、その威力は実証された。
でかい畝の方が、茎の伸び方がすごかった。
海辺は周囲の草と競合しながら、雨水だけで水分補給。
一番早く植えつけして、しっかり根を張らせました。
近くに植えるやつは、最悪でも水やりすればええけえ、後回し。
前やんに言うたのは、穴を掘ってでもその土を畝に盛ることなんよ。
そんで穴があれば、水がたまりやすく、それを活かすこともできる。
海辺のサツマイモ畑は、収穫の後はさらに拡張し、でかい畝だらけにします。
来年の5月ぐらいまでに、どれだけ畝を増やせるかなんよ。
前やんみたいに限られた面積の場合、なおさら畝を高めに盛って表面積増やすべきなんよ。
前やんは子育てもあり、労力が限られよるけえ、畝の効率化で単位面積あたりの収穫量を高めるべきじゃのう。
前やんのとこでは、サツマイモとサトイモの大量生産ができたらええんよね。
ともあれこの畝作り、同じ量の土があったとして、畝にするのとしないのでは大きな差になります。
穴のあるなしも、しかりです。
向きもできる限り、東西より南北に作りましょう。