漫画誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1976年から連載中の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が、40年に及ぶ連載を終えることが昨日わかった。
17日に発売される同誌42号で最終回を迎え、同日発売の単行本200巻で完結する。
漫画家の秋本治さんが、東京の下町を舞台に、主人公の警察官・両津勘吉らが巻き起こす騒動を描いたギャグ漫画で、1度の休載もなく描き続けた。
単行本の累計発行部数は約1億5000万部。
テレビでアニメシリーズが放送されたほか、アイドルグループSMAPの香取慎吾さんの主演でドラマ化、映画化もされた。
秋本さんは「両さんの引き際としては200冊残して40周年で祝ってもらってスッと消えるのが一番いい。ネタはまだあるが、一区切り付けて時々遊びにいくぐらいはいいかなと思っています」などとコメントした。
漫画が芸術と呼べるかは別として、執筆にはかなりの労力が伴うんよ。
私も小冊子で2冊ほど描いたことがあるんじゃけど、あれで文章の3倍大変じゃった。
私の腕はアマチュア以上、セミプロちょい下ぐらいじゃろうけど、もっと本格的にやろう思うたらアシスタント雇ってベタ塗りやスクリーントーン貼りもせにゃいけん。
あの大変さを考えると、漫画家はたとえマンネリになっても続けられるだけすごい。
例えば、北斗の拳もラオウを倒して終わりかと思いきや、かなりこじつけに近かったにせよまあまあカイオウまではそれなりに脂がのっとった。
しかし、バランやボルゲ編に至ってはザコキャラでつなぐ切ない展開。
しかし、今はあれでつなげられるだけすごかったと思える。
それをマンネリなしで40年ぶっ続けられたのは、相当すごい。
腕はよくても体を壊して入院休載する人も多い中、体調管理も含めて総合的な実力がなくてはできん話。
そういう意味では見習うべき点があるじゃろうね。
私も会社勤めしながらアマゾンのキンドルから著書を出しておりますが、勤めに支障をきたすことなく漸進姿勢でやっております。
他にも農業や作曲などやっとるけえ、力配分のバランスを考えながらなんよ。
とかく、創作には負荷がかかる。
漫画はストーリーと絵の両方必要であり、分担しても大変。
40年もやって、さらにネタがあるなどすごいのう。