今日は天候もよかった関係で、この時期ならではの種蒔きをしました。
気団が入れ替わる前までになんとかしたかったのが、えんどう豆と空豆。
先月に蒔いたもんは、もう元気に発芽しておりました。
種蒔きに備えて脱穀しておりましたが、くず豆でもかなりの量。
くず豆じゃないやつは、パンに加工して食べるつもりなんよ。
溜めといた灰をふんだんに使い、自宅以外の場所に植えました。
灰もかなりありましたし、蒔く豆もたくさんありました。
セイタカアワダチソウを燃やして、燃え終わったもんを灰と燃え残りに分離し、その作業だけでもかなりの量。
毎回思うんじゃけど、セイタカアワダチソウってほんま豊かな資源じゃ。
セイタカアワダチソウの炎で沸かすお湯は美味いし、大量の灰も出る。
今日やったこと自体は単純なんじゃけど、量が多かったんでガッツリ感がハンパなかった。
なんつう充実感なんじゃろうか。
大地を相手に農業に取り組む時、そこに自然が与えてくれる豊かさがある。
銀杏を集めて、セイタカアワダチソウの炎で煎って食べるのも、素朴な味わいになるのう。
自然の恵みを受けて生きる中に、喜びもあるんよね。
どんなに仕事が忙しくなっても、こういうことは続けていたいのう。
この時期の種蒔きは、厳しい冬の寒さに耐えながら、半年後に春の実りをもたらす。
今月は秋の実りとして、サツマイモの収穫もせにゃいけんねぇね。
今月収穫と作付けの仕事をしたら、来月からは来年の作付けのために荒れ地を開墾する地味な作業になります。
秋の終わりに、いろんな農作業が重なります。
段取りよくこなして、来月からは今年の反省をします。
取り止めるもんと拡充するもんを決めます。
いろんな技を考えながらの日々なんじゃけど、やはり人間の生活は自然環境がなければ成り立ちません。
農作業の追い込み、頑張ります。