朝晩だいぶ寒気が増してきました。
越冬を計画しとるサツマイモの地上部分なんじゃけど、今年は少ない量でと思うておりました。
しかし、ダメもとでちょっと試してみようかって思うことが出てきました。
ヌートリアに食いちぎられて丸坊主になったカイアポの茎、
こいつを川の水使うて、越冬させようかなと。
先日霜が降りた時、一部のサツマイモの葉がやられました。
霜の度に、少しづつやられるんじゃろうって思います。
霜の温度ではやられる。
しかし、寒いながら霜の温度にならんかったらやられんのじゃないか?って思いました。
そこで、温度は下がりつつも霜ほどにはならず、安定しとるもんとして川の水を思いつきました。
小さい川はともかく、わりと水量のある川は、冬も氷らない。
気温より高い時には湯気が出る。
下がっても3℃ぐらい。
この温度を乗り切れば、越冬の可能性はでかい。
収穫したサツマイモの茎をそのままリサイクルできたら、それはそれで新たな可能性を生む。
労力をあまりかけずに、それができれば画期的なんよ。
発泡スチロールにくくりつけ、一部を水に浸かるような感じにして3月初めぐらいまで持ちこたえれば、あとは地面に植えて大丈夫になるじゃろう。
サツマイモは条件が改善されれば、過去のダメージは都合よく忘れてくれる作物。
そこらへんはありがたいと思います。
しかし、その条件が改善される時期までは、最大の敵である寒さと戦わにゃいけん。
ここ2年ほど連敗したんじゃけど、今年は勝ちたい。
勝つためには、霜と雪が最大の関門。
川の温度で枯れなければ、それは冬対策として使える。
ヌートリアで丸坊主のカイアポは、その後小さい葉っぱを出してきた。
夜の寒さを持ちこたえ、昼間10℃以上の時に光合成をやりながらつないでいけばのう。
全部が助からんにせよ、一部生き残ればそれでええんよ。
どのみちこのままでは枯らす。
ダメでもともと。
お金もかからん実験じゃ。
カイアポは、他のサツマイモに比べて体力がある。
こいつで上手くいけばある意味御の字なのと、他のサツマイモへの応用も考えられる。
ともあれ、冬のサツマイモは夏のサツマイモとは別物です