先日も書きました、人気女優Sの出家引退騒動で揺れるカルト教団K。
こことは教祖死去の時に糾弾本を出して、私なりの決着をつけるつもりでおります。
今回の騒ぎも、女優Sの知名度を教団の起死回生につなげようとする教祖の、なりふり構わぬ姿勢が見てとれます。
騒動の前に教祖との面談があったそうじゃけえ、そこで言い含められたことは容易に推測できる。
君には教団を救う使命があるとか、~菩薩のお役目があるとか。
この女優Sは二世信者であり、生まれながらの信者環境があった。
他の世界を知らん者からすれば、生き神で君臨する教祖がどんなに狂おうとも、そのあとをついていくしかない。
教祖が絶対なんよ。
発足当時はまともじゃった教団は、教祖の結婚と共に変質変節した。
初期の本の内容が充実しとったけえ、F事件が起きるまではすごい勢いで増えた。
しかし、内容の出尽くし感からその後パッタリと教勢の拡大はなくなり、F事件で失望した人がだいぶやめた。
女優SはF事件も知らず、その前の変質変節も知らん。
現在の教団の財政基盤は、F事件でも欠けずに残った人達が、懸命に支えとる。
90年代初め頃に30歳以上の世代が大部分。
毎回同じメンバーが、歳をとりながら活動しとる。
その長い停滞が続いた後、教団の無理な政界進出や教祖の離婚、愛人との再婚で大量に離反。
停滞期の半減以下になったとは思う。
この今でも残る盲信者が、F事件から20年以上経ち、今や50歳以上。
この最後の盲信者が、あと10年すればほぼ年金生活者。
現役時代のようなお布施は無理になり、教団材料が大幅に悪化するリミットはここ数年。
これが何もなかったとしての、教団の辿る道筋なんよ。
ここで知名度のある広告塔が出れば、使いようによっては起死回生の起爆剤になり得る。
教祖は、若い層の取り込みを図りたいんじゃろうね。
財政破綻まであと数年、その前兆として支部の閉鎖撤退も相次ぐ。
何もなくとも、数年で教団規模はかなり縮小。
マイナスの材料が出れば、さらに財政破綻の時は近づく。
マイナスの材料の目玉は、教祖の死去。
これにはさすがに盲信を貫いてきた人も、かなり脱落するんじゃないんかねぇ。
私が狙うのは、この時の動揺に乗じて教勢か削がれるのをさらに加速させることがまずある。
その後は、かつての教団関係者や盲信から覚める人の心の整理をすると共に、そういう人達と正法継承者の連合いうか同盟を作りたい。
救世運動自体は失敗したにせよ、ことの顛末はこうじゃったいうのを示したいんよ。
私には救世主の使命はないし、法の後継者になる気もない。
次に続く者にバトンを渡せればええだけです。
あとはまた誰かまた使命を持った人が出るじゃろう。
ともあれ、目先は女優Sの騒動を注視しときましょう。
これが教団の力を削ぐ方向に行けばええんじゃけど。