六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

カルト教団Kや仙人修行を私に紹介した、かつての親友S。未だに洗脳が解けず、私に顔向けもできん。私のグループの恩人でありながら、手を携えられない悲しい現実。

今日は、かつての親友Sについて話をします。

幼児期から小学校低学年まで、両親から勉強も含めた虐待を受け、その効果からか小学校高学年では成績がよくなった。

有名私立中学に合格した私は、入試は突破したものの、イジメや虐待で精神的には破綻しとった。

秀才揃いの中、成績はガタ落ち。

惨めな中学時代を迎えた。

そこにかつての親友Sがおった。

魂の民族はオリオン星系オルゴン系。

やつとの出会いがなければ、あの中高一貫クラスに入ったメリットは、全くなかった。

それぐらいあの6年は、不毛で荒んだもんじゃった。

彼は成績優秀で学級委員長を歴任し、剣道も強く文武両道。

落ちこぼれの私から見たら、雲の上の人のようじゃった。

しかし、最初の頃、私は彼が嫌いじゃった。

言うことはその通りなんじゃけど、それが綺麗事に聞こえて面白くなかった。

オルゴン系の性格そのまま弱者をいたわり、仏教理論でいろいろ発言する。

しゃくにさわるやつじゃが、反論できる隙がない。

おどりゃ順風満帆じゃけえそんとなことが言えるんじゃ!って思いながらその活躍ぶりを見とった。

しかし、その彼にも翳りが見えてきた。

クラスで同性愛事件を起こしたKが、それをきっかけにそれまでの悪事を糾弾されることになった。

弱者をかばうSは、やはりKをかばい、それゆえにクラスでの立場が悪化した。

私はその時、Kをかばうのはよくないと反対した。

それは同性愛以外の要素で、Kの心の在り方に問題があったからじゃった。

しかしSは耳を貸さんかった。

それでも成績は相変わらずええ方じゃった。

しかし高校後半、凋落の兆しが見え隠れするようになった。

医学部を目指しとったSは、同じく医学部を目指すAが推薦枠の話をした時に、お好きにどうぞって軽く言うたらしい。

おまえ医学部の推薦枠どうすんだよ、受けねえんなら俺が受けるぞ、いいのかよ、おめえが決めなきゃ俺が動けねえんだよ!

Aが言うとることはもっともじゃった。

それを軽くサラッと言われムカついとった。

高校卒業の時、私は受けたとこ全部落ちまくり、二次募集でようやく合格した。

浪人が決まったSは、最後まで諦めずに頑張った者とそうでない者の差が出たよとポツリと言うた。

その姿が一抹のさびしさを含んどったんじゃけど、やがてそれが10年ぐらいして危惧通りになることになる。

高校の後半、彼はイジメに遭うたり落ちこぼれとった私に仙人修行やカルト教団Kを紹介した。

浪人中の彼に会うた時、私は小周天、彼は受験の手ごたえでお互い会話がはずんだ。

小周天全身周天、そこまでできるようになったか。修行が進んだな。俺も受験のコツを掴んだよ。現役の頃にこれを知っていれば...。

それが、彼の生き生きした姿を見た最後になった。

やがて彼は仙人修行を否定し、教団活動にハマって転落していくことになる。

彼が私にもたらしてくれたものは、今の私の能力を作るのに役立った。

立場が逆転した現在、彼とは手を携えることができない。

かつての親友であり恩人と、今は分断されてしもうた。

カルト教団Kの活動で、時間を奪われ人生を破壊された者の悲劇がここにある。

未だに彼の洗脳は解けとらん。