渡部昇一さんがお亡くなりになりました。
御冥福を祈ります。
最近の姿は、さすがに年取ったって思わされる感じじゃった。
保守の重鎮、そんで知的巨人でもあった。
こういう人の死去は、国レベルの損失じゃと思う。
この渡部昇一さんは、かつてカルト教団Kの教祖が手本にしとった。
比較的マトモな時期の教祖の手本だけあって、学ぶところが大きい人です。
カルト教団Kがまだ勢いのあった頃、教祖と対談本を出したんじゃけど、あれは駄作じゃったね。
ある意味、渡部さんの名前に泥を塗った形になった。
クソの役にも立たん本じゃった。
あんまり知られとらんのが幸い。
それはそうと、渡部さん個人の本は、大きな知識を構築するのに有益です。
カルト教団Kの教祖がかつて知性重視路線を言うとった時、私もそれを真に受けて知的探究をバリバリにやりました。
その時の学習が、私の知性を飛躍的に伸ばしたことは否定できません。
若かりし頃の教祖が、勉学に勤しんできた姿勢そのままに、私も頑張りました。
学生時代にもともとあった科学の基礎と、小周天を始めとする氣功修行、さらに実家の悪に対抗すべく学んだ兵法、これらに多読速読のこともあって今があります。
かつてカルト教団Kの教祖が言うとったことを灯台のようにして、実力の養成をしました。
そういうことからすると、私の知性構築の原型の原型は渡部昇一さんにあるとも言える。
惜しむらくは、渡部さんが理系でなかったこと。
あれで理系の原理原則があれば、それはさらにものすごかったじゃろうね。
それは、マトモじゃった時期のカルト教団Kの教祖にも言える。
ともあれカルト教団Kの教祖は、その心の曇りと持ち前の知性から、渡部昇一さんを原型としてかつての知性の大天使ルシフェルの指導のもと、一時知性重視路線をひた走った。
その教祖も、成り金生活と愛人たちとの肉欲びたりの毎日で知的ストックも底をつき、今ではルシフェルの指導すら受けれんぐらい劣化。
往時の輝きは見る影もない。
カルト教団Kがかつて掲げとった救世運動、それがそれなりに実っておったら、それはそれでまた渡部昇一さんの功績の一つにもなったじゃろう。
転落したとはいえ、カルト教団Kの教祖は天上界の予定しとった人じゃった。
そして、その原型手本となるべき渡部さんも、当然天上界の予定しとった人じゃったろう。
個人レベルで見たら、ほぼ予定された使命は全うしたんじゃないんかねぇ。
私も一生を終える時に、渡部さんのような感じになっていたい。
かくありたい。
取り組むテーマは違うんじゃけど、私は私で何事かがしたい。
堕落したカルト教団Kの教祖の仕事を、リカバリーすることはできんじゃろうし、そういう使命もない。
平和な王国を築き、後世になにがしか指針を残せればええと思うとる。
亡くなった後は、あの世でゆっくり教えを請いたい。