六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

特撮ヒーローもインフレ。仮面ライダーに見る、初期ライダーのアイテムの陳腐化。しかし、内容はそれなりに面白かった。戦隊もののマンネリ化は仕方ないのかも。

特撮ヒーローも、インフレじゃのう。

ヒーロー戦隊も最初は3~5人ぐらいが、最近では平気で10人ぐらい。

巨大ロボットが出てきたり、それがさらに複数になったり、変身も二段階あったり。

もう、昔のヒーローを寄せ集めしたような感じがするんよね。

昔のは、ヒーローが少数。

巨大ロボットもんは、巨大ロボットだけ。

二段階変身元祖はイナズマン

いろんな形態のヒーローがおったんじゃけど、最終的にはヒーロー戦隊もの仮面ライダーウルトラマンに集約された。

映像技術の進歩や、武器の内容なんかには目覚しいもんがあるんじゃけど、内容はちょっと希薄になっとるんよね。

メンバーも後から後から出てきて、毎年入れ替え。

やはり、登場人物の性格を追うのは難しくなりつつある。

さりとて、昔のヒーローがそのまま通用するかを問われると、それも無理がある。

仮面ライダーを例にとると、アイテムを持った最初のはV3。

これにはV3ホッパーいうのがあり、上空に打ち上げて広範囲を探る。

しかし、科学技術の進歩で、最近なんかはドローンか何か飛ばした方が早えんじゃね?みたいな感じになった。

民間のアイテムの技術の方が、かつての特撮ヒーローの武器顔負けになってきたりしよる。

続く仮面ライダーXなんかも、ライドルスティックとかいう棒や剣をベルトから出すも、それだけ。

今の仮面ライダー見とる人からは、明らかに見劣りがして、そんだけかいいう話。

ただ、私らはそうしたつたない武器で戦う仮面ライダーを、胸をワクワクさせながら見とった。

それぞれの仮面ライダーに、それなりの事情があり、それと向き合いながら苦労し、戦うその姿がよかったんかもしれん。

リアルタイムの頃は、それが当たり前のようなことじゃったことが、技術の進歩で子供もそれなりに学習しとるけえ、安易にダマせんのよ。

仮面ライダーには、ライダーをサポートする意味で少年ライダー隊とかおったし、イナズマンでは少年同盟じゃった。

よくよく見てみると、各地に散らばり、無線で情報を本部に伝えとるらしい。

昔はそれを真似して、応答願います応答願いますとか言うのが、ヒーローごっこをする意味で定番じゃった。

最近では、そんな言葉すら聞いたことがない。

携帯やメールの普及でポケベルすら廃れ、それで十分。

今の子供たちには少年ライダー隊が、チャリンコをシャコシャコこぎながら街中をほっつき歩く姿が理解できんじゃろう。

ガキの頃、少年ライダー隊になりたい、俺ならきっとあんなやつらより上手くできるとか思いながら、いつしかそんな概念すら消滅。

今の特撮ヒーローで面白いと言えるのは、悪の組織の複雑化かな。

昔のは、絶対悪の組織とそのトップがおって、敵を倒しながら、最終回で敵のトップを倒すいうパターン。

単純は単純。

時代の変化は背景も変化させるんよね。

昔の特撮は、街中で目立つのが小売店

今や、買い物はショッピングモール。

祖父母がやっとった薬屋もつぶれ、地元の街もシャッター通りと化した。

叔母が私に薬屋の再興を期待しとったんじゃけど、いずれ違う形でその名前は残したいと思うとる。

祖父母の店、藁科薬局、母ゾロが抜けてから藁科薬店。

無くなって20年経つか、経つのう。

その藁科薬店で見た特撮ヒーローは、今や波動戦士として、私らの波動の技の一部となり、少女アニメのヒロインは魂の民族解析に大いに役立った。

実家の悪もほぼほぼやっつけ、今は社会悪と戦う。

理念は、昔の特撮ヒーローから受け継いだと思う。

今見ると、笑っちゃうような内容も、実家での虐待に喘ぐ私には、それを倒すヒントとしてええ材料じゃった。

ともあれ、私で倒し得る悪は、可能な限り倒します。

それが私の生きる意味でもあり、ヒントをくれたヒーローヒロイン、さらには場を提供してくれた祖父母への報恩になるじゃろう。