土地取得と持ち家を見越し、ビニールハウスなどの保温施設があったとしての、春夏秋冬を考えてみたいと思います。
まず、保温施設があると、種イモの保存の必要性がなくなり、種イモからの苗の育成の手間もなくなります。
そういうことで、前年からの茎をそのまま流用できます。
秋に収穫したカイアポは、その残り物として茎がわさわさ出ます。
葉っぱはお茶にできるんじゃけど、茎は固いんで無理。
それは冬の寒さで枯れます。
しかし、温度が下がらんければ、生き残ります。
バケツに泥水が入れて突っ込みます。
そのまま春まで放置。
春、暖かくなってきたら、新芽が伸び始めます。
そしたら、その新芽が15センチぐらいになったら、まっすぐのだけ選り分けて、苗販売。
苗の価値が高いのは、春のうちだけ。
形が悪いやつを、路地に定植。
勢いが出てきたら、葉っぱをむしりお茶にします。
あとは分断を繰り返し、株数を増やします。
肥料は、定植前にやっとくのと、追肥を何回かやります。
秋はイモの収穫と、茎を泥水のバケツに突っ込みます。
売り物にならん小さいイモは、発泡スチロールの箱や植木鉢に土入れて、保温施設内に保存。
春に発芽させて、また苗をとります。
冬以外は、売り物が出ますね。
春は苗、夏は葉っぱのお茶、秋はイモ。
これらを効率よくやって、売っていけばええんよ。
冬のロスと、春の再生産が省けるかが、効率アップの鍵です。