六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

風の谷のナウシカは、ベータ人移住時のデボン紀や石炭紀の環境に近い。映画のシーンでは、かなりリアルな表現もある。

風の谷のナウシカ宮崎駿の名作である。

この世界描写は、ベータ人が地球に移住してきた当初、デボン紀石炭紀の環境にかなり近い。

腐海が広がる場面と巨大シダ植物の森が重なるし、巨大な虫の脅威が共通しとる。

腐海の中では呼吸ができないのも、あの当時の酸素濃度が高くてそのまま吸えないのに似とる。

虫の大きさで、王蟲ほどのもんはなかったにせよ、そんでもトンボで1メートルぐらい。

化石で見つかるやつでそれぐらいじゃけえ、最大では3メートルぐらいのもおった。

ナウシカでは、腐海の中をゆっくり飛んどるデカい虫がおったんじゃけど、実際はあんなにゆっくりはしとらんよ。

それからマスクなしが危険いうことは、腐海は瘴気、石炭紀は高濃度酸素が原因。

ベータ人は、最初エジプトに着陸し、降り立った者がバタバタ倒れ、これはおかしいとなり、想定はしていたものの、改めて高濃度酸素の恐ろしさを実感した。

宇宙の長旅で、ようやく新たな大地に期待したったんじゃけど、これはまずいいうことで、一時宇宙船に撤収。

マスクやボンベをつけての再出発となった。

最初の都市からの脱走者についてのことは以前書いたんじゃけど、そいつらが好き勝手にやった挙句、機械の故障が直せんようになり戻ってきた時も、切実な問題は呼吸の問題じゃった。

ボンベには二酸化炭素が入っており、それで酸素を薄めるようになっとった。

二酸化炭素のカートリッジがキレかかり、それを自前で作れんようになった関係で、ストックを分けてほしいいうのが最初じゃった。

そのうち、虫の侵入を防げんようになり、城の中に入れてくれとか勝手なことを言い出した。

好き好んで出て行ったくせに、ふざけんなみたいなことになった。

二酸化炭素をちょうだい、あれがないと生きられない。

城の中でも物資はギリギリじゃったけえ、修行者がブチ切れてマスクやボンベなしで出て来た。

な、なんでボンベなしで生きられるの?そ、そんなバカなこと…。

修行者は、お前らが遊びほうけとる時に、俺たちはボンベなしでええように修行しとったんじゃ。お前らもそうせえやって言うた。

さすがに返す言葉もなかった。

やがて、そうした脱走者は、虫に追いつかれ食われていった。

ナウシカでは、トルメキアじゃったか、風の谷に攻めて来た敵国のリーダー、クシャナ殿下がユパ様に自分の体のことを言う場面があったんよね。

鎧の手首のとこが外れ、それをユパ様が虫にか?と問うと、我が夫となる者はさらにおぞましいものを見ることになろうって言うた。

クシャナちゃんは、体を虫に食われて、ケガが治ってもグチャグチャなんじゃろう。

そんなもんよ。

デカい虫に食われるいうことは、ライオンみたいな猛獣に食われるよりも、さらに残酷で悲惨なんよ。

猛獣は、首や致命傷になる部分をやって、絶命した獲物を食う。

しかし、デカい虫は端っこから食べていく。

しかも、骨も一緒にね。

脱走者の、虫に食われる断末魔の悲鳴と、なんともにぶい音を立てながらの虫の食事。

ナウシカの世界は、かつての石炭紀の有様を霊指導されとったと思えるんよね。

セシウムカルトになったn崎も、脱走したじゃろう。

おそらく虫に食われたことがあるはずじゃ。

ああいう3億年経っても直らんやつは、もう一回石炭紀の森で虫に食われりゃええんじゃ。

やがて脱走者の中には、都市を襲って略奪する者や、ラファエル系得意の色じかけで籠絡して裏切り脱走を誘発する者とかが出て、初期ユートピアは崩壊。

その後、地球では高濃度酸素の環境を変えるべく、生態系改造を図るため、大量絶滅を計画して実行。

ペルム紀に森を大幅に焼いて、オリオン星座からの植物を移植。

そんでも足らずに、三畳紀にもう一回やったんよ。

ともあれ、そういう荒療治をくり返す必要のある過酷な環境が、かつて地球にあったとさ。