忍者の資質は、現在では育つのは至難なんよ。
死にかける経験がないと育たんらしい。
形から入るいうこともあるにはあるんじゃけど、そんでも命の危機が関係する領域は大きく、そこらへんなんとも。
そのあたりは、忍者戦士飛影を見て、番組中に忍者の里を訪ねて観光用にやっとるだけいうことがわかる場面があるんじゃけど、それと同じようなことなんよね。
幼い頃、命の危機にさらされた私は、自分でも知らんうちに忍者要素が育っておった。
そういう意味では、仲間内でも忍者要素が育つ要素がある者は限られる。
波動の変身技で、私の忍者要素に化けるいうこともできるはできるんじゃけど、そうすると忍者要素独自の力でのケアシステムがある。
しかし通常波動じゃないけえ、波動強化人間特有の巨大な0ヘルツのパワーは使えんようになる。
忍者要素への変身は、そのケアシステムが働くメリットと、0ヘルツが使えんようになるデメリットがあるんよね。
あと、忍者要素に化けると、波動上で飛影関係のメカも使えるんじゃけど、ここにもメリットとデメリットがあり、飛影による潜在力アップはあるものの、体力の消耗もあるんよ。
この体力消耗が、波動でカバーできるはできるんじゃけど、それには変身なしで飛影を使えるようにならにゃいけん。
そういう意味でも、変身なしで飛影を使える状態が望ましいんじゃけど、それが難しい。
昔の忍者で一流の人の忍者要素を100としてどうかを波動で調べると、飛影を使えるには最低80は必要らしい。
実際の忍者や架空の忍者で調べると、こんな感じ。
服部半蔵85。
猿飛佐助109。
カムイ109。
大河ドラマ毛利元就で出てきた小三太119。
キン肉マンのサタンクロス103。
キン肉マンのザニンジャ80。
飛影のメカ操縦者90前後。
最高レベルの忍者で130ぐらいとなる。
服部半蔵のように偉くなると、役人の要素で忍者要素が衰弱するようで、逆に下っぱの方が高い。
キン肉マンの忍者対決では、サタンクロスが勝ったんじゃけど、勝負の最中に、サタンクロスの言うたことが、ザニンジャの忍者としてのアホさ加減を物語る。
サタンクロスが隠れた時に、忍法蜘蛛糸風鈴とか言うてザニンジャは自分の忍者着をほどいてしまう。
サタンクロスを見つけたはええんじゃけど、忍者着を失う。
この忍者着は、代々の忍者が着てきたもんで、そこにはそれら忍者の血や汗が染み込んでおり、ザニンジャはそれらに守られながら戦うてきた。
目先の隠れた相手を探すとかいうぐらいのことで、後先考えず大事な忍者着をほどくとは、忍者として失格。
まさにサタンクロスの言う通り。
ザニンジャは最初出てきた時も、顔写しとかどうでとええことしよったね。
西洋忍者サタンクロス、まあ西洋に忍者がおったかどうかは別にして、忍者としての格はサタンクロスが上。
しかし、サタンクロスは忍者としてよりも、他の格闘技の要素もある。
忍者として最高ではないまでも、なかなかバランスのとれた強さがあったと言えるじゃろう。
大河ドラマ毛利元就で、小三太っておるんじゃけど、この動きも参考にはなろう。
番組中あんまり出て来んのじゃけど、あの動き。
まあね、やはり忍者は勝つ負けるのことより、生き残ることがメインなんよ。
そういう尺度で考えるべきなんよ。