今日も、謀略関連の話です。
育った環境に関して、話をしたいと思います。
過酷な環境に育った者と、そうでない者には、残念ながら埋め難い差があります。
成長期において、精神状態は柔らかく、環境要因のことに大きく影響されるんよ。
過酷な環境で育つと、いいにつけ悪いにつけて自負心が芽生えるんよね。
俺は乗り越えたぜみたいなもんよね。
また、他人に対して、どうせあんたらにゃわかるまいみたいな気持ちも芽生える。
じゃけえ、周りの人らがキャーキャー言うとっても落ち着き払い、それぐらいのことで何を騒いどるんじゃみたいな感じになる。
さらにそこで能力が育つと、ふふん、どんなもんじゃいみたいな気持ちも芽生え、それがひいては慢心の根っこになるんよ。
私自身にしても、その慢心の根っこは深く、抜き去り難いもんがある。
しかし、もう無理に抜こうとは思わない。
むしろ、その慢心をキープすることによって、謙虚さを育てる方が賢明じゃ。
慢心しそうになる時、慢心は転落への入り口と自戒し、慢心するにしても元は大したことなかったと思うことにしとる。
今でこそ悪党をシゴウできるにせよ、生まれたての頃に何ができたか、ガキの頃何ができたか。
両親に虐待されとったあの頃、手も足も出ず、一方的に打ちのめされとったのは、他ならぬ私自身。
あの無力感を思えば、そんなに威張れたもんでもないわのう。
そんなもんよ。
確かに人にはない経験がある。
しかし、私以外にもおるはずなんよ。
まあそういうことで、人の評価などほとんど気にしとらん。
それから、過酷な環境におった者の共通点として、どうしても一時期心がすさむいうことがある。
異常な環境では、異常な精神状態になるんよ。
そして、そのまま心が鬼になったままになる者が多い。
それなら普通の環境で生まれて、心正しく生きた方がよっぽどええわ。
まあ、過酷な環境がアダになる人は多いのう。
そんで、そういう者同士は善悪抜きにして、お互い分かり合えるいうことがある。
お互い暗黙のうちに、おお、お前もそんだけ地獄を見たんかいう気持ちがあり、仲間意識に似た感覚になる。
そんで、そうした過酷な環境に耐えるべく、それぞれ考える。
それが謀略の根っこにもなるんよ。
そういうこともあって、トラブルの多い環境ほど謀略は育ちやすい。
仲間内ではもともとオルゴンMなんかが謀略の力が高かったんじゃけど、それは広島のピカをもとにする障りがそうさせたとも言える。
しかし、命に関わる危機はなかったんで、そのあたりの限界はある。
最近では抗がん剤治療中のぽんたが、病気で死にかけたこともあり、そこから謀略の世界に目覚めてしもうた。
私の環境その通りのことまでは無理にせよ、セシウムカルトn崎の環境レベルのことは超えられるようになるんじゃないんかねぇ。
あちらは母親の愛人の暴力と、それを見て見ぬふりの母親と、弱ったとこ追撃する姉ぐらいのもん。
単純は単純なんよね。
まあいろいろ述べたんじゃけど、こういう環境で育ち、その中で善悪を分けるのは、最終的には本人がどこまで向上したいかいう気持ちがあるかないかじゃと思う。
ちょっとのことで慢心して悪さしとる暇がある分、悪党は暇なんよ。
悪さしとる暇があるんなら、能力を高めて周りを助ける方向で使う方向でいった方がはるかに生産的なんよ。
まあ、最終的には本人の気持ち次第。
それに尽きると思う。