銀杏を食糧として考えとったんじゃけど、あれあんまり食べ過ぎると、致死量があるらしいんよ。
戦後の食糧難の時、それでやられた人もおるらしい。
致死量にならなければ毒ではないんじゃけど、ビタミンB6を阻害するらしいわ。
子供は7個、大人は40個ぐらい。
たしかに、連日15個づつ食うた時は、ちょっと変な感じがした。
銀杏はイチョウ葉と同じように、脳の修復にええんよ。
それで、調子に乗ってガツガツ食うたった。
そういうことで、銀杏は既存のイチョウの木だけで充分じゃのう。
意図的に増やす意味はないんよ。
既存の木も毎年大きくなり、銀杏の生産量は増えていきよる。
誰も拾わんし、子供が踏んづけて外皮をむいてくれよる。
それを拾うて、休みの日に煎って食べるぐらいでちょうどええ。
外皮の利用は、またそれが適したもんが出てきた時でええわ。
食糧になる木は、栗とかをメインにすべきじゃのう。