先日カイアポのことで訪問しましたジェラート屋さん、そこではあらゆるもんをジェラートにするとか。
脂っこいもんや生臭いもんはダメとか言うておりました。
カイアポはカイアポで進めるとして、他に大量生産可能なもんとして緑豆があります。
今年はカイアポに全力を傾けたあまり、緑豆が手薄になり、惨憺たる結果になりました。
同じ場所で毎年緑豆を植えて、そこが肥えまくったことも原因の一つではあると思います。
そこにはサトイモを植えて、緑豆で肥えまくった分を吸わせておりまして、かなりサトイモがデカくなりました。
来年はほどよい痩せ土地に戻りますんで、リベンジです。
緑豆は、食糧自給に向けて取り組んだもんでした。
できた緑豆は、ご飯に混ぜて食べておりましたが、腸内細菌のバクテロイデスが活性化して調子がよくなります。
豆ご飯自体も美味しいです。
この緑豆、栄養豊富なんじゃけど日本ではあんまり作られとらんのんよね。
それは、採算の問題なんよ。
普段見かける緑豆は、もやし。
しかし、一袋数十円の世界。
一粒から五千粒以上とれるんで、作付け自体は簡単。
痩せた土地に、灰と水やりさえやっとけばバカみたいにとれる。
緑豆自体として売ると二足三文なんじゃけど、自分で食べるには都合がええんよ。
しかし、カイアポにかかりきりになり、ほっぽっといたら不作になりました。
やはり、簡単でもナメちゃいけませんね。
この緑豆の話を、中国人のバイトに話をしたら、欲しい欲しいって言うんよ。
何すんの?ってきくと、緑豆スープにするとか。
緑豆スープ?そんな食い方するんかって思うた。
緑豆を煮てドロドロにし、そこに砂糖を入れて冷やせばええらしい。
それが中国では夏のごちそうスイーツとか。
日本で言うと、あずきバーに近い感覚なんかもしれんのよ。
そういうことなら、緑豆を増産して一度緑豆スープを作り、味見をしてから改良してジェラートにするのもありかと思いました。
インドでは豆カレー、ダールタラカリがあり、緑豆をふんだんに投入してこれがまた美味い。
私みたいに片手間農業しかできんもんでも、たくさん作れるのがサツマイモの類いと豆の類いなんよ。
同じ豆でも、大豆や小豆なんかよりもずっと効率のええ緑豆。
来年カイアポにかかりきりになるか迷うとこなんじゃけど、やってみようかな。
まず緑豆スープを作ってみにゃ、話にならんのよ。
実際の緑豆は、もやしからは想像もできんぐらいのデカさになるんよ。
1メートル超えたあたりから重みで倒れ始め、倒れなければ2メートルぐらいあるんじゃないんかねぇ。
栽培中イヤなのが、カメムシだらけになること。
とりあえず、この緑豆のジェラートができれば、それはそれでまた商売になるんじゃないんかねぇ。