新春早々の必殺野宿、寒かったのう。
電車のイスは転換クロスシートとロングシートだったんじゃけど、これで寝るのと布団で寝るのはやはり違う。
転換クロスシートでは座って寝て、ロングシートでは無理やり横になって寝て、時間的にはなんだかんだで6時間ぐらいは寝たんかのう。
だいたい普段と同じぐらいの時間は、寝たはずなんよね。
しかし、布団で寝ないと取れん疲れもあるようで、それが深い部分に芯になって残るような感じなんよね。
疲れの浅い部分は取れとる。
しかし、深い部分はそのままみたいな。
野宿明けの睡眠は、そういうことで浅い疲れ1日分と、深い疲れ2日分を処理することになり、眠り自体が相当深くなりよるね。
その影響で、起き抜けはしばらくエンジンのかかりが悪いんじゃけど、そこから回復してくると、かなり調子がよくなるんよね。
この深い部分の疲れの蓄積の反動を利用した睡眠は、たまにやるとかなりリフレッシュするのう。
イスラム教ではラマダンの断食があるんじゃけど、ああしたことに似て、ある条件のもと普段とは違う負荷をかけることによって、かえってリフレッシュすることがあるねぇ。
ラマダンの断食は、さすがにイスラム教の国のように、そういう社会システムがないと無理じゃろし、日本のように忙しいとこでは厳しいもんがある。
しかし、この野宿明けの睡眠は、手軽にできるもんでもある。
ただし、やみくもにやってはダメで、きちんと計画立てるべきなんよね。
まず、野宿は連日しないこと。
野宿を重ねると、野宿自体のダメージが累積して、かえって回復するのに時間がかかるようになるんよ。
そんで、電車の中では努めて普段の睡眠時間を確保することなんよね。
長距離のこの電車は必ず寝るとか決めて、その時はたとえ眠れなくとも目は閉じとくんよ。
山陽本線では、例えば岡山から広島の電車とか、糸崎から岩国までの電車。
あとは下関と岩国までの直通電車。
鹿児島本線では小倉から大牟田方面の電車とかね。
新快速なんかも長距離じゃけえ、それもええじゃろう。
関空快速、丹波路快速、ここら辺も狙い目じゃのう。
寝過ごし防止に、アラームも用意しとくと間違いないね。
車内への仕事持ち込みとその疲労の計算、さらにその回復のための仮眠睡眠、こんなのをある程度計算してやってみるこっちゃ。
持ち込む仕事があると、それだけ疲労して眠りやすくもなる。
勉強や原稿書きなどよね。
こういうことをやり続けた結果、私はどこでどう野宿してどう用を足してどんだけ仕事をするかをダダッと判断して、途中の補給地点も計算しながら効率よく動ける。
それでもブックオフの空振りだけは読めない。
ブックオフは、出物次第のとこがあるけえのう。
ブックオフでの108円コーナーの戦利品は、時の運じゃ。
ええ時もあるし、悪い時もある。
こういうことも忍者としての勘と、正義の悪魔としての謀略のトレーニングになるんよね。
仲間内で、この2つが欲しい前やんとかおるんじゃけど、これで得られる経験値は、一回でかなりのもん。
一回目の効率はデカいぞ~っ。
あれ?なんの話じゃった?
そうそう、野宿。
まあ季節では夏が負担が軽く、冬はなるべく夜行列車かそれに準ずるもんに乗って、吹きっさらしのとこに長時間おるのは避けましょう。
野宿明けの睡眠、野宿スペシャル。
私の今年の野宿スペシャルを波動添付して使うてみて下さい。