本州は、東北地方を除いて東西に長く、気候の面では冬以外大差ないと言える。
しかし九州は、南と北ではそれなりに温度差があり、宮崎や鹿児島は、ある意味特有の農業文化があるんよね。
この九州を南下するにあたり、新幹線開通後は青春18きっぱーにはアクセスが悪くなってしもうた。
本州から宮崎鹿児島へ行くには、新幹線や特急を使うと交通費はバカにならない。
しかし青春18きっぷなら、コスパがええんよ。
しかし、普通列車での移動には、東西どちらからにせよ難所があるんよね。
私のおる姫路からも、前やんのおる福知山からも、1日で行けるとこは八代とか佐伯まで。
東の難所は、宗太郎越え。
西の難所は、肥薩線のえびの高原。
どちらも一癖あるんじゃけど、どちらも途中の大分や熊本ならなんとかなる要素がデカい。
アクセスは、遠いはずの熊本の方が有利じゃ。
なんたって大牟田までの鹿児島本線快速が、スピードや本数ではピカイチ。
しかし、八代から隼人までの肥薩線は、それこそ一苦労なんよ。
人吉や吉松で乗り換えが必要なのと、人吉から吉松まで距離や駅がそれほどないことから歩くにも、山の中。
道に迷うて遭難しかねない。
東側ルートの佐伯延岡間も、国道が平行して脇にある関係で、歩くこともチャリも考えてはみたものの、やはり山の中。
やはり無理は無理。
しかし、列車に乗った感じは、東側ルートの宗太郎越えの方が楽なんよ。
どっちもどっちいう感じがせんでもないんじゃけど、まだ東側ルートの方がマシに思える。
佐伯には駅前にマックスバリュなどの補給地点があるんじゃけど、肥薩線の人吉や吉松なんかは何もない。
熊本で足りる用事なら、熊本で済ますのがベスト。
しかし、さらに南下せにゃいけん場合には、東側を通りたい。
延岡以南は、比較的アクセスがええ。
特急座席のサンシャインなんかも、走りよる。
温室などを手に入れて、南国のもんを作れるようになれば、この南九州が戦略面でも価値が高まる。
九州北部は、ほぼ本州の西と変わらん。
しかし、南部にはまだ未知の可能性がある。
こうした交通事情がわかり、作戦を立てることができるようになれば、それはそれで大きな意味を持つ。
九州北西部の交通事情がわかるのは、オルゴンMや福山のKさん。
前やんなんかはまだわからん。
そういう意味で、一度行ってみると、私の解説がようわかることじゃろう。
波動強化人間の波動パワーで電車の電磁波をひっくり返し、また、イスには座らず倒れることでほとんど体力を消耗しない私の乗り方。
忍者として、それぐらいの芸当ができてこそ、広がる世界もあるんよね。
人間、やってみて初めてわかることがある。
九州北西部も、本州から行く者にとっては入り口に過ぎん。
そこにすら行けとらん者には、その先のことがわからんのよ。
行って様子を見ることで、初めて私の言うとることの意味がわかるじゃろう。
都市圏の持つ雰囲気、その特徴は、想像するだけでは全くわからん。
ぽんたも瀬戸内に来て初めてわかったこともあった。
とにかく、可能な限り出歩くことじゃ。
その土地が教えてくれるものに耳を傾けてこそ、また違うもんが見えてくる。