肉体病変逆バージョンで、私自身の最も弱っとる時期の変身、それが2歳。
いろんな人の肉体病変逆バージョンで試して比較したんじゃけど、2歳ぐらいが衰弱の極致で、ほぼ老衰で死ぬ間際ぐらいに相当する。
それは私自身自覚があり、納得する。
あの時は両親の暴力と、父の作品群の悪霊にやられ、瀕死も瀕死。
相当苦しかったのと、押さえきれん怒りがすごかった。
妊娠中に、母体越しで父の暴力で弱り、その後大の大人2人がかりでの暴力と、夜な夜な現れる悪霊に首を絞められ、私はほぼほぼ死にました。
しかし、驚異的な生命力で再起蘇生した。
それはおそらく、私がベータ人であり、サリエル系女性人格であるグレートマザーがあったためじゃと思うんよ。
さながらドラゴンボールの孫悟空が幼少期高いとこから転落して死にかけ、驚異的な生命力で蘇生したことに類似する。
その後私は無意識に防衛のため、能力を封印して成長することになる。
それは聖闘士星矢で言うと、天秤座の老子童虎が、ハーデスとの戦いに備えて仮死状態になっとったのに似とる。
他の人種や種族なら、おそらく死んどったじゃろう。
能力を封印され、ギリギリのところでその後もいろんな意味で打ちのめされ続けた。
何もないとこから、手探りでいろんなことを解き明かしてきた。
やがて修行を始め、実家の情報を集めて元凶を割り出し、攻撃壊滅させることに成功した。
それは、高級ゾロじゃった大叔父の力も大いに助けとなった。
大叔母がポツリと、本来ならあたしらの世代で何とかすべき問題じゃったとか言うてくれたんじゃけど、あの状況を見た限りとてもそんなことは望めんことはようわかる。
よくもまあこんだけ集めたと思えるほど、迷惑や困難が押し寄せてくれた。
話変わって、十数年前に邪教霊×会の支部に引きずり込まれたことがある。
この時、目がドロンドロンに濁りまくった支部長が出て来て、巻物みたいな家系図を取り出し、滔々と六崎家の因縁を語り始めた。
あの目の濁り具合からすると、動物霊の系統なんじゃろうけど、よくもまあいろいろ出て来るわと思うような話をしてくれた。
私が来る前に、平家の侍が来たと言う。
それはわりと多かったんじゃけど、不思議と源氏からは誰も来んとか言うとった。
過去世を知る前に、やはり動物霊系統の霊能者に、平家のことを気持ちの上で引きずっとるって指摘されたことがある。
動物霊系統には、家系にまつわることがよくわかるらしい。
そんで、目玉ドロンドロンの支部長が言うには、六崎家には長男がマトモに育たないとのこと。
それがマトモに育ったことを不思議に思うたらしい。
言われてみれば、幕末に一族根絶やしになり、生き残りの女児に婿を迎えて再興した明治の六崎家。
長男じゃった曽祖父は、バイオレンス。
いろいろ迷惑をかけて、一家バラバラ。
祖父は三男で、兄は次々他界。
父は、祖父の長男信仰で優遇され、好き放題。
やがてバイオレンスになり、嘘と暴力の限りを尽くすようになる。
ろくなもんじゃねぇ。
そのさらに長男の私も、本来ならその2歳で死んどったはず。
しかし、そこを曲げて生き残ってしもうた。
以前からジンクス破りとして定評のある私。
誰も手のつけようのなかった実家の障りを、ぐっちゃんぐっちゃんに破壊してしもうた。
その悪を破壊する能力は、他にも詐欺師組織の壊滅や、セシウムカルト攻撃にもいかんなく発揮されるのであった。
大叔父のとこも、やはり長男は婿に行き、次男が跡取り。
この長男キラーの家を逆にシゴウし、打ち破った私は強い。
そんなのに比べれば、セシウムカルトなんぞ屁でもないわ。
まあ正鵠をえた目玉ドロンドロンの霊×会の支部長、大したもんです。
そこで畳み掛けて、じゃけえ因縁を断ち切るために入信しんさいとなる。
ここが話の落とし所。
普通の人なら、その能力に感心して入信なんじゃろう。
しかし、審判(さにわ)で目のドロドロさを見ると、悪霊にやられた能力なのは一目瞭然。
逃げるように帰った。
間違うた先祖供養なんかやると、不成仏の先祖がやって来てグルグル巻きになり、そこに他の悪霊もひっつくけえやるもんじゃない。
ともあれ、この私の2歳の頃の肉体病変逆バージョンは、死線を彷徨うたもん特有の凄みがあります。