これまでの人生で出会うた悪人、テレビなどで知った悪人、いろいろおった。
共通点は、己れの欲のために周囲の被害を度外視してまくること。
しかし、その傾向性は千差万別で、その個性豊かな迷惑ぶりは分析分類すると、それなりに道具として使える。
対峙対決して、暗黒闘気や魔炎気を育てることもさることながら、波動を逆転させて使うとええもんになります。
悪いもんを退治するいうのは、自然界にもあるはある。
珊瑚礁を食い荒らすオニヒトデの天敵として法螺貝がおるんじゃけど、あれは食べるのは身の部分だけで毒針は食べない。
私の発想は、悪人のその毒針を食べることなんよ。
悪人ならではのもんとして魅力的なのは、なんというても狂気と悪の方向性の種類。
パワーだけの追及なら正義の側のもんでもええんで、それはそれ。
まあ勿論、このどれもが手に入ればそれだけ美味しい相手と言える。
狂気に関して言うと、昨日説明した精神疾患逆バージョンで追いかけてみるとええんよ。
宗教家では×原彰×なんじゃけど、同じぐらいデカいのには猟奇殺人の×鬼薔××とかがおる。
死刑執行された×崎×なんかも異常じゃし、殺人の頭数では多いんじゃけど、何を考えてやったかが重要なんよ。
そこいくと、×鬼薔××には敵わない。
この狂気逆転で得られるもんは、確かにええはええんじゃけど、なぜか長時間やるとエネルギー当たりするいう問題がある。
あと狂気以外のこととして、悪の傾向性の方がある。
これは、1人でどんだけ数多く悪の方向性を発揮できるかいうことなんよ。
これに長けとるのは、芸術系の悪人であり、有名人よりそれほどでもないやつの方がデカいことが多い。
有名人では、あんまり変なことするとメジャーな世界にはおれんくなるけえのう。
身近な知り合いでは、私の父やセシウムカルトn崎がおる。
パワーではセシウムカルトn崎の方が上なんじゃけど、狂気は父の方が上じゃのう。
セシウムカルトn崎は、地球で初めて地獄を作ったラファエル系の生き残りであり、バラエティに富んだ悪のアイデアやクリエイティブなところは、そのラファエル系の傾向性をよく出しとると言える。
狂気の部分は異常な恋愛観と色欲ぐらいで大したことはないんじゃけど、そのちっこい狂気だけでバラエティ豊かに悪さするのはなかなかのもんよ。
まあブラックベータの悪知恵が、大きくモノを言うとるのう。
同じセシウムカルトでも、n崎の教祖のKく☆まこなんかはゾロじゃけえ、そんなにバラエティ豊かではないし、狂気もそんなでもない。
バラエティ豊かな悪人をたたくことは、一粒で二度美味しいどころではなく、一粒で何度も美味しいんよ。
狂気のデカさは、どちらか言うと一粒がデカくてお腹いっぱいいう感じかな。
将棋の駒にも、いろいろ特徴がある。
その特徴を理解して組み合わせることにより、勝負の行方が変わってきよる。
狂気がデカいのを龍王、バラエティ豊かなのを竜馬として、あとは飛車なのか角行なのか金将なのか銀将なのかを考えるんよ。
金将を用いるべきところを銀将を使えば、最悪その銀将は取られてしまう。
悪人の逆バージョンも、狂気でやるかバラエティ豊かさでやるかでまた変わる。
仲間内だけで通用するパワースペクトラムを作ると、それはそれで活用の幅が広がって面白いかもしれんよね。
あと、問題なのはなかなか複合させることができんのんよね。
それは、だいたいみんながみんな自分の欲得だけで動きよるけえ、合体さすことがなかなかできん。
親和性が育たんのんよ。
考えられる合体バージョンは、セシウムカルト同士ぐらいかのう。
しかし、こいつらも所詮は打算で動きよるけえ、つるむメリットがなくなりゃ敵対になるじゃろう。
悪人はたたくべきであり、たたいた後は逆転させて骨までしゃぶるのが正しいあり方。
正義は、単に善行を積むだけじゃいけんのよ。