サリエル系の持つ母親人格グレートマザー、その単独最強は私。
これに、相性のええ父親人格を合体させると性質が変わり、グレートペアレンツになる。
つまり、私に相性のええ父親人格をくっつけると、最強のグレートペアレンツが出来上がる。
デカい父親人格を持つ者、まず真っ先に思い浮かぶのは、ベータ人ラグエル系で母方祖母の藁科さと。
あと生きとった時には会うとらん父方祖父の従兄弟の六崎政長氏。
この政長さんは、戦死せんかったら私の祖父になる予定じゃった人。
ベータ人シュバンツェル系。
周り見渡すと、オルゴン系のぽんたが父親人格単独で親をやりよるけえ、同じオルゴンでもオルゴンMとかたけした君よりは父親人格がデカい。
はるかな昔、ラファエル系大量堕落で男女比が崩れた時、急場しのぎにサリエル系が女性をやらざるを得んかった時、祖母と私は夫婦でした。
父親人格のデカい祖母と、母親人格のデカい私は、これ以上ない親としてのコンビと言える。
しかし、能力は断然私が上。
謀略を駆使することに長けた私は、女でありながら軍の参謀として使われることが多くなり、旦那であった祖母も頑張ってはみたもののとても敵わず、親としてのバランスはともかく仕事上のバランスが崩れ始めた。
子育て中の母親が戦場に駆り出されるのは、あんまりよろしくない。
子供は泣くし、まかり間違えば死ぬ。
そこで祖母と私の夫婦は、立場を逆転して出るようになった。
私が旦那で、祖母が嫁。
しかし、発揮する親の人格はそのままじゃった。
その後、オリオン座からようやく女性がやって来て、地球の男女比のバランスは整い、急場しのぎのサリエル系女性の役割りは終わった。
オルゴン系は、父親人格と母親人格両方持つ人が多いんじゃけど、、さりとてベータ人のそれらを半分づついう感じ。
普通の父親、普通の母親、それが合わさろうが普通の親、グレートではない。
太古の昔に築かれた祖母との夫婦の絆は、時代が変わっても一族として生まれ変わり、祖母が私に遠慮して女性として出ることで、一族を守るために力を尽くすようになった。
前回は兄嫁、今回は祖母。
そんな祖母との絆が、ベストの相性。
その次に考えられるのが、祖父の従兄弟政長氏。
前回は強大な新興勢力大名として立ちはだかり、その謀略はすさまじかった。
その支配から逃れるべく奮闘した。
彼の謀略を手本に私も謀略家になり、後継者がゾロだらけの彼の家を謀略で滅ぼした。
政長氏は、今回大叔父の金蔵さんを助けたが、その金蔵さんは前回は政長氏の家老。
金蔵さんには謀略は使えんものの、彼を通して聞く政長氏の性格や行動様式は私に近く、亡くなる直前に私に会えた金蔵さんは、政長氏が生き返ったように感じたはず。
現に、私と同じく実家にイジメられ続けた金蔵さんは、私が実家を攻撃壊滅させたのを目の当たりにして、大いに喜んだ。
政長氏も私と同じく五黄じゃったらしい。
金蔵さんは、五黄の人はね、大したもんなんだよって言うとった。
この謀略家政長さんと、謀略家の私。
謀略家の最強コンビのグレートペアレンツになると、祖母とのコンビが丸いのに対してとがった感じになり、目が座る。
敵をタタキ、シゴウすることにコミットするらしい。
あとオルゴンではわりとでかめのぽんたとのコンビはやはり弱く、この分野ではオルゴン系は向かんようじゃのう。
オルゴン系同士でどうかでやっても同じ。
祖母の父親人格や、政長氏の父親人格が最強かどうかは別として、最強のグレートマザーと組んで最大のパワーが発揮できるかどうかが重要であり、それが一番重要なことなんよ。
このグレートペアレンツになった時の意味合いとしては、人体の創造とか、調和、調整、補完とかいう感じになりパワーとはまた別の尺度になる。
やり方はやはりアクマイザー3のザビタンの魔法力で、文言は魔法力化けるんだら~、六崎太朗のグレートマザーと藁科さとのグレートファーザーのコラボ。
もしくは化けるんだら~六崎太朗と藁科さとのコンビのグレートペアレンツ。
親人格を持つ、一部ベータ人にのみ可能な技、グレートマザーとグレートペアレンツ。
グレートファーザーは味つけにしか過ぎず、癒す力はグレートマザーあってこそのもんなんよ。