昨日前やんからのメールで、スポーツに関したことでやりとりがあった。
その中で、私がかつて相撲が好きじゃったことと、それを卒業したことを話した。
スポーツの世界を見とると、オリンピックにせよ野球にせよ相撲にせよ、50年前あるいは100年前の選手と今の選手を比べたら、昔の選手は今の人らには及ばない。
記録は塗り替えられる。
しかし、マラソンならマラソンで考えた場合に、今の選手が100倍速いかいうとそんなこともなく、力士も1トンとかの人はおらん。
そういうことがわかると、相撲も人間の限界の範囲内でやりよることがわかり、つまらんようになった。
まだ、悟りや学習とかの方が、限界の垣根は高い。
しかし、悟りや学習であっても、精進したとして一日や二日ではそんなに大差はないし、時間あたりの向上率は高くない。
覚えられる限度はあるし、勉強できる時間も限られとる。
どうしても限界はあるものの、10年単位での学習などはにわかに作れんし、作ったとしてそれは他者が真似できん領域にあったりする。
そういう意味で、他人に真似できん能力を持つ人はおる。
にわか仕込みでは作れん能力は、それはそれで相当な威力を発揮する。
仲間内でも10年ぐらいおる人は、波動強化前とは相当レベルが違うとる。
鍛えて出来るもんでもない能力に関しては、それを認めて追いかけるしかない。
人間は人間としての限界の中、なるだけ精進し続けるべきなんよね。