今朝は、後回しになっとった緑豆の大量作付けをしました。
粘土質のとこです。
そこは水やりの手間がないけえ、毎年緑豆を植えとるんよね。
昨年は、サトイモも植えました。
しかし、昨年は銀座のマンションの売り抜けで忙しく、その場所のケアまで手が回らんかった。
おかげで、両者ともに草に負けて緑豆は凶作、サトイモは植えっぱなしいう惨憺たる結果になった。
サトイモは、植えっぱなしでもそのまま冬を越し、翌年また芽吹く。
そういう意味では、しぶといんよ。
それも見越して、優先順位を後回しにしてほったらかした。
しかし、サトイモのリミットは、同じ土地に二年なんよ。
それは、農家が収穫し損ねたサトイモを見ればわかる。
二年目までは、同じように育つんじゃけど、三年目には極端に小さくなり、その後は見なくなるんよ。
サトイモは、窒素固定はできん。
窒素消費型なんよね。
土の中の窒素や、必要なミネラルが足らんようになるんじゃろうね。
緑豆を蒔くことで窒素が補給され、サトイモが要らんミネラルを吸い、結果盛り返すはずなんよ。
サトイモも、今年は収穫しとかにゃならまあ。
水やり不要の土地は、それなりに雑草に負けんようにケアせにゃいけんのんよね。
昨年おろそかになった部分を、今年はなるべく挽回したいんよね。
サトイモには日なたを作り、周りに緑豆を植えてバランスをとる。
とにかくいろんな意味で、農業は勉強です。