マヌ系の星の太陽は、赤色矮星。
ハビタブルゾーンはかなり太陽に近く、肉眼での太陽はかなりデカい。
星自体も地球より小さい。
そうなると、独自の引力のシステムが働く。
それが、潮汐ロック。
ちょうど地球と月の関係のように、同じ面を向けて公転する。
月も裏側は地球からは見えない。
これと同じことが惑星で起きると、片面がずっと昼で、片面はずっと夜になる。
一番太陽に近い面が海じゃけえ、極端にそこだけ熱くならず、人間は昼のゾーンに暮らすことになる。
光線スペクトラムは赤が強く、植物はそのため黒く見えて、緑色の光線の反射排出は少ない。
特に太陽が地平線に近いトワイライトゾーンではその赤が極まり、豊かな実りにつながる。
昼間のゾーンでは夜がないけえ、概ね植物は地球の倍の速度で育つ。
ここの植物は、陽転効果によるもんはないにせよ陰転のダメージもなく、光線スペクトラムと日照時間効率ですぐに育つ。
そうした食べ物に困らない生活が、豊かな芸術性を生み、ニュートン系の保養地としてもよかった。
紫外線も弱く、女性は透き通るような肌で魅力的。
この星独自にある生命保護作用についても、現在調査中なんよ。