かつてのヒーローが波動戦士として復活したり、キャラクターの魔法力を拝借したりして、それが活用できるようになりました。
そうしたものとして、今回は忍者戦士飛影のDVDが手に入りました。
昨年ユーチューブにアップされとったのを見ておりましたが、第8話から39話までが削除されて見れんようになり、どうしたものかと思うておりました。
しかし早番勤務が続いた関係でブックオフに立ち寄ると、DVDボックスの1が格安で手に入りました。
ユーチューブも便利なんじゃけど、時々予想外の削除があったりして不安定じゃけえ、やはり持っとくとええ作品は集めてといた方がええね。
この作品の活用方法は、忍者要素の理念獲得がメインかな。
あとは、画像描写がイメージトレーニングに使えるんよ。
まあでも、忍者要素の理念獲得とそのグレードアップがええ感じで見れると思います。
私がリアルタイムで見たのは、高校2年の時。
いっつもキン肉マンを見とって、そのままテレビつけっぱなしにしといたら、飛影が放映されとった。
最初、なんじゃこれは?って思うとったんじゃけど、見とるうちにハマりほぼ全部見てもうた。
当時はキン肉マンのおまけ程度で見ており、画像描写がええとか人間模様の面白さでついつい見たいう感じで、最近になって使えるもんがあるとは思わんかった。
昨年、およそ30年ぶりに見たその内容から、忍者要素の獲得に役立つことを見いだし、リアルタイムの時とは違う意味で楽しめるようになった。
内容は、悪役のザブーム星人にラドリオ星人が攻められ滅亡寸前になり、その危機を救うために地球に忍者を求めてやって来る。
火星におった主人公が、ラドリオ星人の側について戦い、ザブームをやっつけるのが大筋なんよ。
しかし頼みの綱の忍者はおらず、結局は忍者しか操れんメカを操る主人公のジョーたちが、ラドリオを救う忍者の役になる感じなんよ。
まあそれで言えるのは、忍者要素を持つ者は必ずしも忍者の修行したり忍者の格好をしたもんでもなく、実際にどんな動きができるかが重要いうことなんよ。
主人公のジョーたちが日本の忍者の里を訪れた時、その忍者の頭と言われたオッサンが、自分らはもう観光のためにやっとるだけで君らの方がずっと忍者らしいとか言う場面があった。
外面がどんだけそれらしくても、内面が伴わなければ意味がないんよね。
また、その忍者の資質がモノを言うメカの操縦にしても、それができるようになった経緯とかを見ると、それがどんなかがわかる。
ラドリオ星のエルシャンク内にあった3体のマシンが使えるかが、最低限の忍者の資質がまず問われる。
それよりも強い飛影と零影には、さらにレベルがアップしないと乗れない。
ジョーやレニーがメカを操縦できるようになったいきさつを見ると、追い詰められてどうもならんようになった時の何かが関係しとる。
さらに、敵に寝返ったイルボラも最初はスケルトンで戦うんじゃけど、黒獅子にメカを胴切りにされスプラッタ。
それでもなぜか無傷で生き残り、スーパーサイヤ人ばりのムキムキになって復活。
グレードアップして零影に乗れるようになる。
善か悪かは別にして、イルボラがジョーより先にグレードアップしたのは、あんだけひどい負け方をして追い詰められてのこと。
そういうのを見てもらえたらええね。
ともあれ、30年の時を経て再会した飛影。
懐かしくもあり、また新たな視点での活用もある。
昔の大切なもんを、改めて返してもろうたような気がする。
今後は、みんなで大切に使わせてもらいましょう。