知り合いのたけした君のとこに、イチゴ泥棒が入ったいう話は、今後の彼の農業のリスクについて考えさせられた。
犯行は手慣れたもんで、おそらく外国人の犯行。
少子高齢化の中、流入する外国人による犯罪は増える。
たけした君の心の痛みなど、まるで通じんような相手なんじゃろう。
彼にしてみれば、生活に直結しよる死活問題。
せっかくの頑張りが、一瞬でフイに。
厳しい世の中じゃのう。
イチゴは収穫時期、目に見える。
イチゴの価値は、誰にでもわかる。
かっぱらって売り飛ばせば、お金になる。
しかし、私がこれから売り出そういうカイアポは、そうした盗難リスクいう視点からするとかなり安全性は高いと言える。
まず畑の外観は、他のサツマイモと変わらんのよ。
サツマイモを掘って売ろうとして、掘る作業と売れる単価を考えると、おそらく割に合わんじゃろう。
いや、それでもかっぱらって売りたいとする。
しかし、掘ったところで赤いはずのサツマイモが白い。
白いサツマイモとして黄金千貫があるんじゃけど、それも高くはないし普通のイモより売りにくい。
掘る途中で諦めて、退散するしかないな。
まさかカイアポがあるとも思わんじゃろうし、カイアポか黄金千貫かの違いもわからない。
そんで、盗難に気をつける時期も秋だけ。
青汁目的に夏に地上部分を刈られても、いくらでも再生する。
これが軌道に乗ってしまえば、ほんま安心して見ておれるのう。
たけした君の渡る危ない橋、早う安全な橋を作って渡してやりたいのう。
ともあれ、こちらもその準備をせにゃいけんわのう。