ブックオフ巡って、懐かしい本を格安でゲットしました。
高藤聡一郎著、「秘法、超能力仙道入門」これですよ、これ。
108円コーナーのやつを、割引券で一割引で97円。
この本は、私が実家の虐待で満身創痍状態になり、それから進学のため実家から金沢に下宿するようになり、その時修行の指針になったもんなんよ。
中高一貫校の有名私立で落ちこぼれてイジメにも遭い、精彩なくボロボロの私を見かねて友人じゃったSが勧めてくれた。
実家でも虐待を受けて三方の敵に苛まれとった私は、ほぼほぼ死に体じゃった。
イジメっ子や実家の連中をシゴウするために始めた武道も、両親とかをシゴウしたところで何の解決にもならず、かえって後味が悪かった。
世の中の無常や現実の厳しさから世をはかなみ、精神的価値を求めていった。
そうした時にこの本は、まさに渡りに船じゃった。
高校の終わり頃友人Sが勧めてくれて、彼がその内容に行き詰まっとるとこ、私が先に小周天をやって成功してしもうた。
結局彼はその後小周天をマスターすることなく、カルト教団Kにのめり込み、人生が破壊されていくことになる。
彼は今でも私の恩人には違いないが、友として手を取り合うことができんのが慚愧の念に耐えない。
私は金沢の雪深い所で小周天をやったことで、その後の波動強化につながるパワーを得た。
波動強化には、小周天で練ったパワーとカルト教団Kの基本書で言う魂6人構造、あとエネルギー不滅の法則とそれにからむ次元間のチャンネルの理論があってはじめてできた。
そのうちの二つは、友人がおらんかったら獲得できんかったし、それが無ければ私を含めた仲間内の波動強化はまず無理じゃったんよ。
そうした波動強化につながるもんの一角を占める小周天、それが詳細に説明されとる。
件の友人は、それを一語一句刻むように読んどるようじゃった。
それは、私がやり方で行き詰まった時に適切なアドバイスをくれたことによりわかる。
私はと言うと、アバウトに読み散らかす感じじゃった。
比較的早くマスターしてしもうたこともあり、マジになってどうこういうことはなく、やっとって足りん部分を本から拾うた感じになる。
辞書みたいな感じかのう。
こんとなもんは、いっくら理論を積み上げたところで、できにゃ意味がない。
そこらへんは、前やんなんかもクソ真面目じゃけえ、最初はごちゃごちゃ聞いてきてやかましかった。
やるやらない、できるできないの世界じゃけえ、コツを掴んだらマスターは早かった。
特に前やんに幸いしたのは、住まいが雪国じゃけえ、環境が私の学生時代に近いいうこともあった。
ともあれ、手こずる人が多い小周天。
これもね、以前はできとるかどうかは確かめようがなかった。
しかし、波動強化が小周天の出来不出来を確認できる方法を教えてくれた。
雪の中での小周天百回やると、物質としての肉体も波動強化される。
それは、爪や髪の毛のオーリングで調べられる。
爪や髪の毛は有害物質を排泄するんで、通常はオーリングが開く。
しかし、波動強化しとればオーリングが閉まる。
小周天やったつもりでも、できとらんケースはあるんよね。
ちゃんとできたかを確かめるのは、以前はこの本に書いてある感覚しか方法がなかった。
私が最初に成功させたのが高三の時で、友人Sがしっかりチェックしてくれた。
そういうジャッジ機能も兼ねて、小周天の指南書としてはええもんよね。
うちらグループの参考図書として、認定いたします。
しかし、問題点もあります。
それは、陽神の出神のあたりです。
これは、いくら頑張ってもできんかったんよ。
私のやり方がまずかったんか、あるいは書かれとること自体が間違いなのか、そこらへんは著者に問い合わせようにも行方がわからない。
あんまり深入りせず、周天のマスターを目的に活用すべきなんよ。
当初の私は高藤聡一郎を目指して途中から進まんようになり、別な方向へ伸びていき、波動強化した経緯がある。
小周天自体も、やってできる人とできん人とおるけえ、できん人はいつまでもしがみついとらんで、他のことやった方がええね。
ゼロから波動強化するには、必須である小周天。
高校時代の私が突破してきたことにより、仲間内が波動を使える。
私に道を開いてくれたこの本には、今でも敬意を持っております。