同年代は中間管理職とか、その上とか行った人もおろう。
その仕事が向いており、好きならそれでええんじゃろう。
しかし私は今の仕事には生き甲斐は見出せず、上司の姿を見て大変じゃと思うとる。
中間管理職は責任がのしかかる関係で油断もスキもなく、ずっと気が抜けん状態なんよ。
上と下からいろいろ言われ、ずっとそのことで忙殺されてしまい何もできんのよ。
うちの上司はまだマシかもしれんのじゃけど、コンビニの店長のことをやっとるユーチューブ動画を見た時には、やるもんじゃねぇと思うた。
コンビニ全てが、カツカツの状態いうわけでもないじゃろう。
しかし、乱立する状況と今後さらに増えそうなことを考えると、そこに参入したいとは思わない。
成功を夢見て、実際にコンビニ経営で成功する場合もあるじゃろう。
過当競争が激化すれば、そこでの成功率は下がる。
ありふれたもんには、誰も関心を示さない。
ユーチューブの動画では、コンビニ店長の苦しい状況がリアルじゃった。
給料がバイトより安く、それは大量のロスが原因なんよ。
本部指示で在庫をたくさん仕入れにゃならず、その理由は商品の盛り方が少ないと売れんのよ。
私は接客は好きじゃないし、研究したり人に教えたりすることが好きなんよ。
他にすることがないんなら、人と同じことをせにゃいけん。
しかし独自性を打ち出せるなら、そっちで勝負したい。
小さい頃には、誰にも漠然とした夢がある。
大きくなったら、こうなりたいああなりたい。
それで豊かで幸せな生活がしたい。
しかし、進学や就職の競争においていつしかそうした日常に流されていき、妥協のくり返しの人生になるんよね。
年相応にいくと、３０代から４０代で中間管理職になり、それで豊かで幸せな人生になるかと思いきやそうでもないんよ。
年齢が高くなるにつれて体も衰えるし、ツブシも効かんようになる。
厳しい世の中じゃのう。
私は昇進せず、昇進に必要な時間や労力や思考を自分の能力開発に注ぎ込んだ。
それでよかったと思うとる。
力を尽くした結果がカツカツの状態で苦しいんであれば、浮かばれんのう。
誰にもできることは誰もがやり、過当競争から成功率は下がる。
しかし誰もやらんことの中には、希少性から脚光を浴びて成功するもんが眠っとる。
独自のとっておきがひねり出せる人は、幸せじゃと思う。
それで成功したら、もっと幸せじゃ。
思考は現実化する。
私が思い描いてきたもんは、だいぶ実現してきた。
私が成功すると思える人は、その私を通して成功する姿を思い描いてみりゃええんよ。
自分で自分の成功を思い描ける人は、思い描いたらええんよ。
孫子の兵法で言う、勝ち易きに勝つことなんよ。
有名私立に行って思うたことも、誰もが勉強する中においては、優等生の価値も半減するいうことじゃった。
価値を上げる戦略こそ、成功への道なんよ。
