天敵は捕食される側にとっては恐怖の存在なんじゃけど、捕食されることによって増え過ぎ防止になり、生態系のバランスが保たれとるんよね。
オーストラリアではカンガルーの天敵じゃったフクロオオカミが絶滅したことで、カンガルーが増え過ぎてそれを人間が射殺駆除するような事態に。
今の日本で増えとる外来生物は、これも天敵がおらんことで増えまくりなんよ。
私が今やりよる外来生物の駆除は、まだセイタカアワダチソウやアレチウリに限られとるんじゃけど、いずれ動物バージョンも考えていきたいんよ。
セイタカアワダチソウに関してはその効果的な利用法を編み出し、仲間内に呼びかけた結果、追随して利用する人が増えた。
使いまくった結果、私の周りでは目に見えてセイタカアワダチソウが減少してきとるんよね。
もともと無じゃったもんが無に近づくことは、それだけ生態系のバランスが正常化しとるいうことでもある。
さて動物バージョンなんじゃけど、姫路に多いのはジャンボタニシ、ブルーギル、ブラックバス、ミドリガメ、ハッカチョウ、ヌートリア、アライグマなんよ。
これで手軽に活用できる余地があるとすれば、ジャンボタニシやブルーギル、ブラックバスあたりかのう。
しかし、ジャンボタニシなんかは食う気がしないし、食べるとすればブルーギルとブラックバスかのう。
今、デカいお酒のペットボトルでワナを作ることを考えとるんよ。
なるだけデカいブルーギルやブラックバスが捕まえられりゃええんじゃけど、たやすく捕まえられるようになればほぼ無限に食べられることになる。
それができたら、次はミドリガメじゃのう。
以前、カニ網でジャンボタニシをエサにブルーギルを捕まえようとしたら、ミドリガメが入っており処分に困ったことがあった。
しかしミドリガメを捕まえて食べるとなると、それだけで1日の仕事になってしまいよるけえ、連休でもない限り無理かな。
ミドリガメもかなりデカく、30センチぐらいある。
そんで、それだけデカくなるのはメスらしい。
解体方法はユーチューブ動画で見たんで、だいたいわかる。
背中とお腹の境目の甲羅を、ノコギリで切るんよね。
開くと、卵になる前の黄身がドッサリ。
一度に20個近く卵を産むらしいけえ、ほっとくと増えまくりじゃのう。
カミツキガメの方が美味く解体もしやすいらしいんじゃけど、姫路にはおらんのよ。
ヌートリアなんかも空気銃かボーガンなんかで狩り、肉は美味いらしいけえジビエ料理としてもええし、毛皮の加工とかの利用法もある。
いろいろ開発の余地はあるのう。
こんなの考えて産業化すれば、資源としてはほぼ無限になるし、絶滅させられればそれで生態系は元に戻る。
上手い手を考えていく必要があるのう。