特定秘密保護法案は昨日午後の参院国家安全保障特別委員会で、自民公明両党の賛成多数で可決された。
質疑の途中で与党側が打ち切り動議を提出し、採決を強行した。
与党は同日中にも参院本会議を再開して法案を緊急上程し、可決成立させる方針。
野党は「国民の知る権利を侵害する懸念が残る」として反発、成立阻止に全力を挙げる構えだ。
与野党の対立は、今日の今国会会期末を前に頂点に達した。
菅義偉官房長官は昨日の記者会見で、秘密保護法案について「国民の安全・安心、国家の安全をしっかりと発展させる上で極めて大事な法案だ。国民の理解は得られている」と強調した。
自民党幹部は昨日、特別委での秘密保護法案可決を受けて「もちろん法案は本会議に緊急上程する」と明言した。
一方、民主みんなの党など野党5党の参院国対委員長らは、山崎正昭参院議長に対し、与党の特別委での強行採決を撤回するよう申し入れた。
また、民主党は法案成立を目指す与党への対抗措置として、衆院への内閣不信任決議案、参院への常任委員長解任決議案などの提出を検討している。
特別委では、民主党など野党委員が中川雅治委員長の席に詰め寄って激しく抗議し、委員会室が騒然とする中、与党が採決に踏み切った。
慎重審議を求めていた日本維新の会とみんなの党は、採決を退席した。
両党は衆院段階では法案修正で与党と合意していたが、参院本会議の採決も退席するとみられ、与党単独での成立となる公算が大きくなった。
いよいよ安倍政権が本性をむきだしにしてきたんよね。
消費税のこともそうだし、こういうことになるってわからんかった国民がいかに多かったかいうことなんよね。
ほんまけしからんわ。
ひどいのう。
この法案成立で、一番懸念されるのは福島原発の放射能の情報規制がされることなんよ。