米バージニア州ワロップス島にある米航空宇宙局(NASA)の飛行施設で28日、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給機「シグナス」を積んだロケット「アンタレス」が打ち上げ直後に爆発し、落下する事故があった。
けが人はなかった。
米国の民間宇宙企業オービタル・サイエンシズ社が打ち上げを担当した。
アンタレスは点火後、地上を離れてから6秒後に爆発し、発射場が炎に包まれた。
同社が事故原因を調査している。
オバマ政権は2011年にスペースシャトルが退役したのを受け、民間による宇宙開発を促進。
物資輸送はシグナスのほか、米スペースX社の「ドラゴン」が担っているが、今回の事故でISSの運用に支障が出る可能性がある。
シグナスには食料や実験器材のほか、千葉工業大が共同開発した流星撮影用カメラ「メテオ」も搭載されていた。
同大などは12月から約2年間、宇宙で流星を観測する予定だった。
宇宙計画の事故ってスペースシャトルの爆発とかいろいろあったんじゃけど、今回は犠牲者がおらんでよかった。
ただ、損害はでかいじゃろうね。