長崎は昨日、被爆から70年の原爆の日を迎え、長崎市の平和公園で原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれた。
あいさつに立った安倍晋三首相は「世界で唯一の戦争被爆国として、非核三原則を堅持しつつ、核兵器のない世界の実現に向け、国際社会の核軍縮の取り組みを主導していく」と述べ、非核三原則を堅持する決意を表明した。
式典参列後、長崎市内のホテルで被爆者団体の代表者らと面談した際にも「長崎、広島の悲劇を再び繰り返さないためにも非核三原則を堅持する」と重ねて表明。
その後の記者会見では参院で審議中の安全保障関連法案について「戦争を未然に防ぐためのもので、国民の命と平和な暮らしを守り抜いていくために必要不可欠だ」と述べた。
首相は6日の広島市の式典では、非核三原則に言及していなかった。
これに対して野党などが、「世界は非核三原則の堅持をやめるのかと思う」と批判。
長崎では堅持を明言することで疑念の払拭に努めた格好だ。
長崎市によると、この1年で新たに死亡が確認された被爆者は3373人で、死没者名簿の総数は16万8767人となった。
式典には過去最多となる75ヶ国と欧州連合(EU)の代表が参列した。
一方、式典では田上富久長崎市長が「平和宣言」で安保法案の慎重な審議を求めた。
被爆者代表も「戦時中に逆戻りしようとしている。許すことができない」と批判した。
確かに安倍首相の安保法案の強引な採決には問題があるし、原発のことを考えてもその政策を支持することはできない。
人間性も信用できん。
しかし、最近の中国の動きを見ると、安保法案は仕方ないと思うしかなくなった。
中国を放置しては、沖縄をとられかねん。
やはり安保は必要かも。
しかし、こんな人を首相にさせとくしかない日本は、いろんな意味でヤバい。