日本の更地は放っておくとセイタカアワダチソウだけになる。
セイタカアワダチソウが他の植物の成育を抑制する毒を地中にまく関係で、セイタカアワダチソウの一人勝ちの状態になる。
これを引っこ抜くことで、その毒の供給がなくなり地中の微生物によって毒が分解されていけば、他の植物の生える余地が出てくる。
セイタカアワダチソウ駆除→炭と灰ゲット→作付け→生える雑草の調査→取り残しセイタカアワダチソウ駆除→作付け作物収穫。
まあこんな感じで考えてみましょうか。
耕作放棄地は年々荒廃する。
荒廃しきってセイタカアワダチソウの畑になった場所は、逆の発想でセイタカアワダチソウを資源と考え、炭や灰を活用するようにしましょう。
他に燃え広がる心配がない土地は、冬枯れの時焼き払い、地下茎を掘り起こして集めてさらに焼き払い、他の土地からもセイタカアワダチソウを持ってきて焼いて灰をたっぷり入れて肥やしましょう。
セイタカアワダチソウの数を減らしながら灰で土地を肥やし、農耕地を再生させていきましょう。
やはりやってみてわかることがある。
植物の遷移も通して植物相互の関係も合わせて考えていけたらさらなる農業の進歩があると思います。