ヨルダンのアブドラ国王は25日、国内各紙の主筆らと懇談し、イスラム国に拘束されているヨルダン人パイロットの解放が最優先課題だと表明した。
国王の姿勢は、イスラム国の人質となっている後藤健二さんの解放交渉に影響を与える可能性がある。
アブドラ国王は、パイロットのムアス・カサスベ氏を「ヨルダンと軍の息子だ」と表現。
事件について「さまざまなレベルで最大限努力している」と強調した。
一方、イスラム国が後藤さんの解放条件として釈放を求めているイラク人のサジダ・リシャウィ死刑囚の扱いについては、国王は言及していないもよう。
日本の思惑と、ヨルダンの思惑は違うのう。