サツマイモの冬越し、途中経過です。
福知山の前やんもやっております、サツマイモの冬越し。
私のとこではこんな感じです。
葉っぱがまだあります。
昨日の削げ落としの話ではないんじゃけど、サツマイモにとっては冬は試練の時期です。
屋外に置いたもんは、間違いなく枯れます。
それがこの時期、屋外でこの状態は健闘しております。
葉っぱは少なくなり、削げ落とされております。
この時期は光合成がかなりスローになっており、葉っぱを食いつぶしながら飢えに耐えます。
植物は生存条件が悪くなると、茎を優先して葉っぱを落とす。
冬はサツマイモを兵糧攻めにします。
葉っぱがなくなると容積が減って、メンテナンスは楽になるんじゃけど、ちょっと心配になるんよね。
室内のも葉っぱは減ります。
葉っぱがなくなると、茎の先端から枯れてきます。
体力のないもんはダメになります。
生き残ったもんが来年の春に復活します。
息継ぎに水面から顔を出すように、芽から新しい小さな葉っぱが出て新しい茎が育ち始めます。
根っこつきの事態で適当な長さに切って地面に植えてやれば、過去のダメージに関係なく茂ります。
この、何事もなかったかのような復活劇を、サツマイモは見せてくれます。
寒さ以外はほぼ無敵。
しかし、その寒さが最強の敵になります。
とにかく寒い時期が短い方が有利なのは間違いない。
今回の冬越しは、次回のためのデータになる。
サツマイモの苗は、春のスタートが早ければ早いほど価値がある。
気温にもよるんじゃけど、遅霜覚悟で3月中頃に植えてみようかと思います。
熊も冬眠するとかなり痩せます。
同じようにサツマイモも春にはだいぶ弱っておるはず。
サツマイモの冬越しは、いずれ熱帯性の他のもんにも応用できよう。
キャッサバなどで応用できればって思うとるんよ。
冬越しは、その植物の種類によって違う。
メンテナンスが楽なもんなら、いろいろやってみたい。
そうこうするうちに、食糧自給に有利なもんが見つかることもあろう。
まずはサツマイモじゃのう。
サツマイモで商品価値が高いのはカイアポ。
カイアポの量産が容易になれば、それはそれででかいと思う。
苗の冬越し再利用と、土地のミネラル補給がそのカギを握る。
また時々、途中経過をアップします。
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是非ご一読下さい。