さて、今日もベータ人のことです。
某団体総裁の最近の発言では、名称もゼータ星に変えられ、レプタリアンの一種にされてしもうた。
しかし実際は哺乳類である。
ベータ人はその姿からして野獣の名残だったしっぽととがって長い耳がある。
肉体ベースでロエールワッタスの野獣に近い肉体と、もともとベータ星におった人らとの混血が進み、その形に落ち着いた。
エルランティ、エンリルはロエールワッタスからの配下の数がベータ星でマイノリティじゃったけえ、人工人霊製造装置パイトロンを創造し、数の上で優位に立ちたかった。
しかし、ベータ星首脳部では賛成多数で否決した。
エルランティは仕方なくしばらくおとなしくせざるを得なかった。
ベータ星では一定周期ごとに星として取り組む内容を変えていた。
科学を4年やったら、宗教を2年やり、それが終わったら魔法を2年とか、まあ交替で各分野のリーダーが担当した。
そうしてもともと野獣の知性体じゃったロエールワッタスの移民は、徐々に変化していった。
科学を覚え、戦闘性を抑え、認識力や魔法力を磨いた。
さらに、新興惑星の地球から、宇宙移民局を通じて打診があり、それに応じてエルランティは配下と一緒に地球へ移民して来た。
地球にやって来たロエールワッタスベータ人は、ベータ星における修行で動物的属性を削るのに失敗した連中は、やがて動物化が進み、スフィンクスやケンタウルスなどのような半獣半人になっていき、ある時の天変地異でその肉体が死滅した時に、魂で動物的属性が強過ぎた者はそのまま転生において動物に組み入れられた。
さらにその後大規模宇宙移民団がオリオン、ペガサス座から到着した時点で、エルランティはかつてベータ星で画策しとったパイトロン計画を地球首脳部にねじ込んだ。
各種パイトロン人ができたが、欠陥が顕著だった。
この失策解決のため、知性と魔法力の優れた七大天使ルシフェルが解決に取り組み失敗。
さらに混乱はひどくなった。
エルランティには心の障りがあり、判断は完全じゃない。
ベータ人は単に能力だけ磨くだけなら、行き着く果てはエルランティになる。
エルランティは不幸を呼ぶ神。
それゆえ心の障りを統御し、正しく修行してこそ、ベータ人は最強の修行者になれる