「STAP細胞はあります」。昨日午後、大阪・梅田のホテル。
小保方晴子研究ユニットリーダー(30)は、はっきりとした口調で言い切った。
論文に多くの疑念を招いた理由を問われると、「学生の頃からいろいろな研究室を渡り歩き、研究の仕方も自己流でここまで走ってきた」と未熟さを繰り返し謝罪。
白いハンカチで涙を拭った。
詰め掛けた報道陣は約300人。
紺のワンピースの小保方氏は1月末の論文発表時より痩せて、硬い表情で現れた。
冒頭で「迷惑を掛けたことを心よりおわびします」と謝罪した時は声が震えたが、質疑応答が始まると緊張がほぐれたのか、笑顔を見せる場面もあった。
会見は2時間半に及び、質問には落ち着いて答えた。
ただ、今後もSTAP細胞の研究を続けるかと問われると涙声に「自分のせいで内容以外に注目が集まり、研究がどんどん遅れていることが情けない」「今後があるなら、STAP細胞を誰かの役に立つ技術に発展させるという思いを貫き、研究を続けたい。ゼロからではなく、マイナス100から科学に向き合いたい」と訴えた。
STAP細胞は実在するのか。何度も出た質問には「200回以上作製している」「自分以外にもできた人がいる」「実験に自信はある」と強気の姿勢を貫いた。ただ、証拠となる明確なデータや、具体的な再現の「こつ」は示さず、実験ノートの公開も拒否した。
論文に疑惑が浮上して以降、小保方氏は神戸市内の自宅にいることが多かったという。
かっぽう着や、ムーミンが描かれた研究室に注目が集まったことを質問されると、「面白い所に興味をお持ちだなあと思いました」と苦笑い。
「あまりにも予想外の報道だったので、正直恐ろしかったです」と漏らした。
あの本人の会見からしてSTAP細胞は本当にあるんじゃろう。
なんか回りの人達の悪意、特に同じ研究所の人達の責任逃れの会見はひどかったのう。
小保方さんには再度正しいデータと共に発表してほしい。