第二次大戦中、連合軍が欧州でドイツ軍に対し本格反攻に移る契機となった「ノルマンディ上陸作戦」開始から70周年となる昨日、作戦が行われたフランス北部ノルマンディ地方に、大戦に関わった世界19ヶ国の元首らが集まり記念式典が開かれた。
ロシア高官によると、プーチン大統領はオバマ米大統領と短時間話し、ウクライナ東部の暴力停止が必要との認識で一致した。
昼食会前、プーチン大統領はウクライナのポロシェンコ次期大統領とも数分間、言葉を交わした。
両首脳の対話は、ロシアによるウクライナ南部クリミア半島編入後初めて。
式典には、ブリュッセルでの先進7ヶ国(G7)首脳会議(サミット)を終えたばかりの各国首脳らが参加。
ウクライナ問題の関係国首脳が一堂に会し、緊張緩和に向けたトップ外交が繰り広げられた。
ロシアによる次期政権承認の弾みとなりそうだ。
この日、戦死者の墓地での米仏など2国間による一連の個別式典に続き、各国元首らのほか作戦に加わった元兵士らも招いて昼食会を開催。
午後には上陸地点の一つ「ソードビーチ」で全参加国による国際式典が開かれた。
ロシアとウクライナの問題はそう簡単には片付かないんじゃないんかねぇ。